シドニーパラリンピック競技大会のWeb放送で インフォテリアのiMakerが採用に

We Mediaが競技記録の最新情報を投稿する 全スタッフ向けのツールとして使用

ボストン＆東京 – 2000年10月24日、XMLソフトウェア会社のインフォテリア株式会社は、シドニー2000パラリンピックのウェブ放送のシステムにインフォテリア製のソフトウェアが採用されたことを発表しました。競技は10月18日から10月29日まで行われます。WeMediaウェブ放送は、シドニー2000パラリンピックのテクノロジーパートナーであるIBMによってサポートされています。

We Mediaは、インフォテリアのiMakerをシドニーから発信するパラリンピック競技のウェブ放送に採用しました。全てのWeMediaスタッフは、イベントの結果をノートパソコンのマイクロソフトのExcelに入力します。インフォテリアのiMakerはExcelのデータをXMLに変換し、その情報をWeMediaのウェブ放送システムで使えるようにします。

「インフォテリアはiMakerが選択されたことにもですが、We Medieがパラリンピックで果たしている役割にも大変興奮しています。」とインフォテリアUSAの社長兼CEOであるTim Browneは述べました。「マイクロソフト社のExcelは広く市場に浸透しており取り扱いも簡単なので、WeMediaはこれをスコア集計システムに使用したかったのです。そこで我々のiMakerが採用されたのは自然な成り行きで、ExcelデータをXMLに出力する業界で唯一のソリューションだからです。このExcelとiMakerの組み合わせにより、技術知識のあるなしにかかわらず、全てのスタッフがどの開催地からでもイベントの結果を入力できるようになったのです。これはXMLによって可能になるソリューションの素晴らしい実装事例であるだけでなく、非常に興味深いイベントのサポート事例でもあります。インフォテリアは常に職場環境の多様性にコミットしてきており、我々は選手たちの力強さ・優秀さ・決断力に焦点をあてるパラリンピックの精神に共鳴し拍手を贈ります。」

□ WeMediaについて

We Mediaは、身体障害者やその家族、友人たちのためのマルチメディア会社で、シドニー2000パラリンピックのオフィシャルウェブキャスターです。さらには米国でのTV放映権も保有しており、北アメリカにおける公式認定雑誌でもあります。WeMediaのフルサービスのスポーツサイトでは、シドニー2000パラリンピックの全容を世界各国から生中継で見ることができます。
→ www.wemedia.com/

We Mediaは1997年に設立されました。最初の商品は「WE magazine」という消費者ライフスタイル雑誌でした。隔月出版のこの雑誌は、高品位の編集記事と身体障害問題に対する革新的なアプローチで賞賛を得るに至りました。その雑誌のWebサイトは1998年にデビューしました。
→ www.wemagazine.com/

1999年12月、We Mediaはワンストップ・フルサービスの、統合されたオンラインコミュニティである www.wemedia.com をスタートしました。We Mediaのサイトは金融・不動産・ニュース・教育・スポーツの領域で、テーマ毎に掘り下げた情報を包括的に身体障害者のコミュニティに提供しています。

インフォテリア株式会社について

インフォテリア社は、XMLベースのB2B-ECソリューションの構築や販売にフォーカスしたソフトウェア・デザインおよび開発のリーディングカンパニーです。XMLベースのB2B-ECにより、買い手と売り手をスマートにそして有利に結びつけることができます。インフォテリア社は、XMLに関わるツールや部品、製品さらにはサービスやトレーニングを幅広く提供しています。インフォテリアのパートナーには、IBM、Microsoft、Toshiba、Oracle、Sun、Softbank、Hitachi、その他の企業が数多く参加しています。インフォテリア社は、W3CおよびOASISのメンバーで、開発拠点を東京とボストンに持っています。 さらに詳しい情報は www.infoteria.com/ および www.xml.com/のWebサイトでご覧になれます。

※iConnector,iMaker,iMessenger,iPEX,iXSLTは、インフォテリア株式会社の商標です。
※W3CとXMLはWorld Wide Web Consortiumの登録商標です。