ニュースプレスリリース

インフォテリア、高性能XMLエンジンiPEXの英語版を出荷開始

報道発表資料
1999年3月9日
インフォテリア株式会社

インフォテリア株式会社(本社:東京都大田区、平野洋一郎社長)は、1999年3月8日(米国時間)より、高性能XML処理エンジン「iPEX」(アイペックス)英語版の出荷を開始しました。iPEXは、XMLの処理に必要な機能を網羅したソフトウェアで、企業情報システムやパッケージソフトウェアのXML化を容易にし、その開発コストを大幅に削減し、開発期間を短縮します。iPEXでは、1999年1月14日にW3Cから勧告されたNamespaces in XMLにも準拠しているため、XMLを分散型構造化文書や文書以外のコンピュータデータにも適用することが可能になります。

iPEXは、Windows 95/98/NT版、Solaris版、Linux版、Macintosh版、BeOS版が提供される予定です。提供形態は、基本的にC++のライブラリとして提供されます。さらに、Windows 環境にはCOMモジュールとしても提供されるため、Visual Basicなどの環境でも高性能なXML対応ソフトウェアの開発が可能になります。iPEX英語版は、Windows 95/98/NT版が、3月8日より出荷開始となり、他のプラットフォーム対応版も1999年5月までに順次出荷予定です。また、同日よりインフォテリア株式会社のウェブサイト上で、マニュアルを含む英語版評価版の無償ダウンロードを開始しました。

iPEX英語版の価格は、製品本体が1,800米ドル、開発者ライセンスが開発者1名につき180米ドルです。ソリューション構築やパッケージソフトウェア開発のための「Professional Edition」は、iPEX製品本体、iPEXのソースコード、ホットフィックス(顧客のリクエストによる個別対応)、10開発者ライセンスを含み、18,000米ドルで提供します。また、iPEXは、ソフトウェアに組み込む形での再販も可能で、再販時のランタイムライセンス価格は1本あたり1.8米ドル∼18米ドル(販売本数による)となります。

インフォテリア株式会社は、国内初のXML専業ソフトウェア会社として、1998年9月に設立されました。インフォテリアは、先進のXMLテクノロジーをベースに、XML普及を促進するソフトウェアコア部品製品、企業間やエレクトロニックコマースでのデータ交換をXMLベースで行なうためのツールとサーバー製品などを提供していきます。

以上
日時:1999年03月09日 11:00

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