iPhoneのコンテンツ配信環境を革新
– 「Handbook」を発表しました –

 既に多くの記事でカバーしていただいているのでご存じの方も多いかと思いますが、昨日、インフォテリアの新製品・サービス「Handbook」を発表しました。「Handbook」は、iPhoneやiPod touch向けのコンテンツ配信プラットフォームで、iPhoneに対して、ブログやワープロのような簡単さで文書、画像、映像を入力・編集して配信できます。

Handbook Studio

 これまで、iPhoneにコンテンツを配信するには、専用のアプリを開発するか、iPhone専用のWebサイトを制作する必要がありました。しかし、「Handbook」では、Web上の「Handbook Studio」に入力するだけです。しかも、これらのコンテンツをiPhone側でダウンロードして使うこともできますので、オフライン環境でもいつでも必要な情報を見ることができます。

 一部のブログで「価格が高い」との指摘をいただいていますが、「Handbook」は現時点では、個人ではなく企業や学校などの組織で使っていただくことを想定しています。つまり価格の比較対象は、企業専用のiPhoneアプリの開発費用や、iPhone専用Webサイトの構築であり、その意味では、月額21,000円(税込)という価格は極めて安い設定と考えています。

 「Handbook」は、インフォテリアでは初めてのiPhone向け製品・サービスとなります。(以前から、OnSheet, Lingr, RejawなどでiPhone向けサービスのベータ版を提供していましたが、そのノウハウをベースにした初めての「製品」となります) 「Handbook」を皮切りに、インフォテリアは、スマートフォンに積極的に取り組んでいきます。iPhoneなどのスマートフォンは、「ガラパゴス」と言われている「ケータイ」と違って、グローバルなプラットフォームで、実際に国内の20倍以上の市場が存在(by 矢野経済研究所のレポート)しています。ですので、インフォテリアにとって、スマートフォンへの展開はまた新たな世界展開の始まりでもあります。

ご期待ください!


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