インフォテリア株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：平野洋一郎、証券コード：3853、以下、インフォテリア）は、民間コンサルティング・調査会社の株式会社アイ・ティ・アール（本社：東京都新宿区、代表取締役：内山悟志、以下、ITR）が発行した市場調査レポート「ITR Market View エンタープライズ･モバイル管理/スマートアプリ開発市場 2015※１」の国内モバイルコンテンツ管理市場における製品のマーケットシェアで「Handbook（ハンドブック）」が 2014年度の国内市場シェア第1位を獲得し4年連続No.1を達成しました。
また、国際的にも著名であるIT分野における調査会社「Gartner」のMobile Collaborationに関する調査レポート※２で、国内ベンダーとして初めてインフォテリアの社名が掲載されましたことも発表します。
ITR Market Viewによると、国内モバイルコンテンツ管理市場の2014年度の売上金額は8億3,000万円、前年度比40.8％増と大幅な伸びとなりました。同市場の認知度は着実に高まっていることから、2015年度も前年度比で30.1％増と引き続き高い伸びが予測されます。
市場の草分け的製品であるインフォテリアのHandbookは、2014年度の売上金額は1億9,000万円、前年度比15.2％増と高成長を維持しています。2014年12月にはパートナー体制を改変し、パートナーの拡大を推進。特に、地方都市に強いパートナーの拡充を進めており、新たな市場開拓も積極的に進めていることから、2015年度も同26.3％増と引き続き高い伸びになるものと予想しています。
Handbookは今年度に入り成長のスピードを加速させ、前年度比で30％以上の増販を続けています。導入件数も900件に到達（2015年9月末現在）し、2015年度内には1,000件を達成する見通しです。ITR Market Viewにおける4年連続シェアNo.1に加えて、Gartnerの調査レポートにも当社の社名が掲載されたことから、国内外のマーケットにおけるHandbookの存在感は着実に高まっている状況です。今後もHandbookは世界展開を標榜するグローバル製品としての進歩を続けてまいります。
「Handbook」は、モバイルデバイス向け文書管理市場でシェア第1位を獲得しているサービスで、文書や表計算、プレゼンテーションから画像や音声、動画までのあらゆる電子ファイルをクラウドに保存し、タブレット端末で持ち運べ、指先めくり表示ができるようにするソフトウェアです。一般的なクラウド･ストレージ･サービスやタブレット端末向けのビューアー･アプリケーションと異なり、閲覧者ごとの配信設定や端末紛失時の情報漏えいを防ぐ機能、あるいはネットワーク接続できない場所でもファイルを予めダウンロードしておけば表示できる機能など、タブレット端末をビジネス活用する上で必要な機能が搭載されているのが特長です。対立しやすい情報セキュリティの確保と操作性の高さを丁寧なインターフェース設計で両立している点が高く評価され、「2015年度 グッドデザイン賞」を受賞しています。
1998年に国内初のXML専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア株式会社は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品のASTERIAは、異なるコンピューターシステムのデータをプログラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に導入社数を着実に伸ばし、2015年5月に5,000社を突破しました。また、Handbookは、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、現在900件（2015年9月末現在）の企業や公共機関で採用されています。
※１：2015年8月から9月にかけて、日本国内におけるエンタープライズ向けモバイル管理およびモバイルデバイス向け開発ツールに対して行われたITRによる調査のこと。ここでいう「マーケットシェア」とは「ベンダー別売上金額シェア」のことである。
※２：ガートナーはIT分野の調査・助言を行う企業で本社は米国コネチカット州。当調査ではモバイルデバイスを活用したビジネスやソフトウェアのトレンドについて、当社を含めた世界の有力メーカーへのヒアリングを行った上でまとめられた。
以上
日時：2015年12月08日 11:30
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