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LGBT当事者たちが誇りを持って働ける職場とは?
プライド指標授賞式に参加してきました!



こんにちは!メディア編集部の田中です。
昨月10/26にプレスリリースにて発表しておりましたとおり、この度、日本初の企業のLGBTに関する取り組み指標「PRIDE指標」にて、インフォテリアは「シルバー」を獲得いたしました。

▶「work with Pride」策定  日本初の企業のLGBTに関する取り組み評価指標「PRIDE指標」にてインフォテリアが「シルバー」を受賞! www.infoteria.com/jp/news/press/2016/10/26_01.php

同日に「work with Pride」による全受賞企業の表彰式も行われ、ニュースでもかなり大きく報道されていたので、目にされた方も多かったのではないでしょうか?当日は経営管理部門の高橋と、メディア編集部の田中の二名で表彰式にも参加してきましたので、その様子を少しだけご紹介します。


LGBT当事者の方の笑顔が溢れる!美しいポートレートが飾られた会場


今回、日本で初めてLGBTに関する取り組みについて公式な指標が設けられたこと、そしてその指標の取得を目指して、国内外問わず、名だたる企業が申請に殺到したこと。多様性を認めるという点では、どれも数年前からは考えられないほどの大きな進歩であり、メディアからも大変注目されていた一大イベントでした。

10/26、会場となった600名規模の第一生命ホールはほぼ満席。
受賞企業はもちろん、一般企業の人事担当者なども、自社での取り組みのヒントにしようと参加されていたようです。

会場は「OUT IN JAPAN」プロジェクトで撮影されたLGBT当事者の方の美しいポートレートがパネルで展示され、誰もが誇りを持って働く「work with Pride」という言葉をそのまま体現しているかのようでした。当社 経営管理部門の高橋も、パネルの前で記念撮影。



※「OUT IN JAPAN」とは?
日本のLGBTをはじめとするセクシュアル・マイノリティにスポットライトを当て、様々なフォトグラファーがポートレート撮影をし、5年間で10,000人のギャラリーを目指すプロジェクトです
 


LGBT基礎研修から当事者によるパネルディスカッションまで


そして、満席となった会場では、いよいよプログラムがスタート。
第一部では、LGBTに関する基礎知識の研修や、LGBT当事者によるパネルディスカッションが行われました。

そもそもLGBTとは?という基礎知識や、当事者の方が職場で感じる困難といったテーマでは、これまで分かっているつもりでいながらも知らなかったことや、知らないがゆえ、気づかぬうちに自分が当事者の方を傷つけていたのではと感じることも。例えばこれはよく会社であるケースですが、LGBTの方にとっては、履歴書の男女に印をつけることも憚られるということがよくあるわけです。
 

実際、今の日本には5〜8%の当事者の方がいるというデータがあります。
これは日本で、左利きの人やAB型の人の割合にも相当するとも言われているそう。なので、「私は当事者の方に出会ったことがない」という方も「じゃあ左利きの人に出会ったことは?」と考えると、自分の回りにいながらも気付いていない、非当事者だと思いこんでいた、というような実態にも気付けるのではないでしょうか。

そして一方で、少しずつこうした現状が認められ、特に若い層になればなるほどそうした多様性に対する寛容な考え方がなされるようになってきたということ。LGBTに取り組む日本企業が増加しているというのも、この2年ほどで大きな変化があり、その数字には驚かされました。


「LGBT対応の基本方針がある」と答えた企業は、2年前の114社から173社にまで増え、また「LGBTへの取り組みがある」と答えた企業は、80社から146社にまで増えました。こうした対策を持つことが、自社の生産性向上に繋がったり、そうした方も働きやすい職場であるということをPRすることで、採用力の向上に繋げるということが、企業の人事担当者の中でも少しずつ一般化してきた証でもあります。

一方で、現在企業で働くLGBT当事者の方のディスカッションでは、さらに考えさせられる言葉が。
それは「LGBT施策というのは、企業のCSR的な位置づけで行うものではない」ということ。

企業の担当者が「自社の社員や事業とは関係ないけれど、社会的な目もあるし、一応やっておこう」というような感覚ではなく、当事者意識をしっかり持ち、自社のより良い職場の雰囲気をつくるという強い姿勢で行ってほしいということ。

ある意味、企業が無作為にこうした施策を設けることで、カミングアウトするつもりのなかった当事者が急に居心地悪く感じたりすることもあるわけです。LGBT対応の施策も「より良い職場の雰囲気づくり」のため必要施策としてしっかり考えた上で設けられるべきであって、そこを勘違いしてはいけないという当事者からのメッセージに、はっとさせられました。

LGBTプライド指標では、各社での取り組みや施策内容に応じて、ブロンズ・シルバー・ゴールドと賞が与えられるのですが、改めて、今回インフォテリアが受賞した「シルバー」という賞の責任と重みを感じることになりました。


いよいよ表彰式!受賞企業が一同に集まりました



さて第二部では、今回プライド指標を取得された企業が集まっての表彰式。
受賞企業の担当者が舞台にずらりと並ぶのですが、当社経営管理部の高橋、まさかのど真ん中というナイスポジションをゲット!こんな誉高い表彰式でこのポジション。担当の高橋にとっても、この取り組みを進化させる決意を新たにする貴重な機会となりました。
 

表彰順、業界別で受賞企業の名前が読み上げられ、一枚ずつ表彰状を手渡されます。今回シルバーを受賞されたのは、全22社。


受賞企業には、国内大手企業はもちろん、外資系の企業も目立ちました。また以前当社にLGBT研修に来てくださった、増原さん・東さんが経営されている株式会社トロワ・クルールも、「ゴールド」を獲得されていました。

表彰式終了後は、ベストプラクティス賞を獲得されたライフネット生命保険株式会社の岩瀬社長によるスピーチも行われ、今後、多くの企業がLGBTに対して積極的な取り組みをしていくことを期待するようなコメントもありました。


LGBTプライド指標表彰式 まとめ


温かい拍手喝采に包まれて、表彰式は幕を閉じました。この拍手は、表彰された企業に対してのものでもあっただろうし、こうしたイベントが開催できるようになるまで地道に活動を拡げられたLGBT当事者の方たちに対してのものでもあったと思います。

沢山の当事者の方や、そうした方をサポートする非当事者の方、皆の力で作り上げられたこの日のイベント。ここまで来るまでに乗り越えたステップも沢山あったでしょうし、ここまで来るのに随分時間がかかってしまったと悔やまれることも沢山あったに違いありません。

そうした背景を考えると、今後は受賞企業である私たちが、こうした取り組みや考え方を発信していくことで、少しでも「work with Pride」、誰でも誇りを持って働ける職場を叶えるお手伝いができるのではないでしょうか。
 

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後もインフォテリアでは、社内はもちろん、社外・パートナー様、お客様含めて、誰にとっても自分らしくのびのびと働ける環境づくりを目指していきたいと思います。 

以上
日時:2016年11月10日 9:41