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《広報ブログ》「露出戦略から逆算した話題作り」とは?
当社広報・IR担当の長沼が広報勉強会「KOHOmtg」に登壇しました



こんにちは!インフォテリア/メディア編集部の田中です。
去る11月29日、スマートニュース株式会社の会場にて開催された「KOHOmtg」なる広報担当者向けの勉強会に参加してきました。

60名以上集まった会場、講師はなんと、当社で広報・IRを担当する長沼史宏!
長沼の前職時代を含めた広報・PRノウハウを学ぶべく、私も一緒にお話を聞かせてもらいました。

こちらはイベント開始前の会場の様子。
平日の夜、お仕事帰りの参加者の皆さんが続々と会場に集まってきます。

 

ちなみに今回の「KOHOmtg」というイベントは、企業の枠に捉われず、広報やマーケティングの方の横のつながりを作ったり、それぞれのスキル向上を目指そうということで発足された勉強会。発起人である株式会社ビーコミの加藤恭子さんが主宰するFacebook上のコミュニティ【広報・マーケティング情報交換グループ】には、現在なんと800名以上の広報関係者が参加しているそうです。

そのコミュニティメンバーを中心として集まった今回の「KOHOmtg」。
開始時間となり、加藤さんによるご挨拶からスタートしました。

 

イベントの主旨や加藤さんの自己紹介などを話しつつ、来年4月からスタートする「社会情報大学院大学」という社会人向けの大学院大学について紹介。加藤さんはここでも広報について教壇に立たれるそうで、冒頭では、参加者たちの広報力をチェックする簡単なテストなども出されました。

知らず知らずのうちに陥っている<文化・戦略・ツール>の落とし穴?
B2Bマーケティングを失敗する3つのポイント とは 


そして始まった第一部。
まずは「マーケティングに関する講演」ということで、元GEヘルスケア・ジャパン 執行役員 ライフサイエンス統括本部長の飯室 淳史さんによる講演です。
 
 

講演タイトルは「B2Bマーケティングを失敗する3つのポイント 」。なかなか刺激的なタイトルで、期待が膨らみます!30分という短い時間の講演でしたが、具体的に失敗しがちな3つのポイントとして

  •  文化がない
  •  戦略がない
  •  ツールに頼りすぎる

に絞ってお話をいただきました。
通常の企業で「B2Bのマーケティングをしよう」となったときに取り組みがちなのが、

  •  ツール>戦略>文化

という順番。
ここで言う「ツール」というのはマーケティングオートメーションツールの導入が中心。しかし現状、こうしたツールというのは約9割の企業で導入後もうまく使いこなせていないような状況なんだそう(そういえば身に覚えが…)。

最も簡単で手っ取り早いがゆえ、一番に着手してしまいがちですが、実はこれが現場の手間を増やすことにもなり、知らず知らずのうちに落とし穴となっているんですね。

 

一方で「文化」というのはその意味も役割も広いですが、ここでは「組織文化」という点に着目してお話いただきました。現場のメンバーたちに「失敗から学び、成果を出せる組織文化」を定着させるため、とにかく成功するまで勇気づけること、そして、完璧なものを世の中に出すのではなく、まずは実用最小限なものを世の中に出し、多くのダメ出しをもらうことで、フィードバックを受けきった上で作った完成品を速く市場に出すこと。

現在は開発手法で ”アジャイル” という方法がよく採用されますが、これはプログラミングの開発などの分野だけではなく、すべての仕事において実践されるべきだとも話されていました。

そして、B2Bマーケティングを成功させるキーポイントとなっているのが「戦略」。
ここで言う戦略とは、いくら売るか?といった営業戦略というような意味合いではなく、自社の商品でどのようにお客様の課題を解決するか?という戦略にあたります。飯室氏はここでも「製品の売り込みではなく、お客様の成果を最大化するとはどういうことか?」という問いに徹底的に現場に向き合わさせ、そのゴールと現状のギャップを埋めるフローを強調しました。

ここまで深く考えると、たしかに「B2Bマーケティングをしよう!」→「マーケティングオートメーションツールを導入」という発想が、実はすごく安直な手段であるということが分かりますよね。こうしたツールも、力を発揮するのは「すでに自社の営業ノウハウがオートメーション化されている」場合のみ。

そうではない営業方法すら手探りの状態でこうしたツールを導入しても、現場が使いこなせず、生産性が下がってしまうような危険性も秘めているわけです。 
 


www.b2bhack.com/ より

こちらは、飯室さんが開発し、自身のコンサルティングや研修の中で活用しているという「BtoBハックカード」。「お客様に成果を売る」ということを具体的にビジュアル化し、ゴールと現状のギャップを可視化するために活用することができるそう。興味のある方は、是非チェックしてみてくださいね。
 

▶ 参考記事:「元GEヘルスケアの飯室氏、企業向けコンサルティングで使う「BtoBハックカード」を開発
itpro.nikkeibp.co.jp/atclact/active/14/530956/102000024/ )」
 

旬のネタを創出する、「露出戦略から逆算した話題作り」とは? 


続いては、第二部の長沼による講演。PRに携わって約15年というベテランの長沼ですが、前職時代からの広報活動も含め、具体的な事例や手法などを紹介しました。

私自身も、広報に関わってからはまだ5年ほどという短いキャリアなので、
長沼の情報収集法やプレスリリース発表時の小技などは参考になることばかり!
 
 

長沼が日常的に行っている

  • 月次ベースで全商品の販売状況をチェック
  • 変化があるときは何かがある( → 現場にヒアリングしてその裏を調査)
  • 記事では定量的な数値(変化率)が必須!

といった手法は、初歩的に見えますが非常に重要なこと。
お茶の間で話題になるようなことを製品と関連付けたり、自社の製品が売れている裏で何が起きているのか?ということを掘り下げて、今度はそれを世の中のトレンドと結びつけて発信をしたり。

いかに世の中のトレンドから広報主導で他部門を動かして、旬のネタを創出するか?」という考えに沿った具体的な事例、そこからのメディア掲載、マスメディアでの報道への波及は、非常に勉強になりました。
 

  

19時半から始まったイベントは、こうして講演パートが終了しました。
その後は大盛り上がりの懇親会。沢山のオードブルとドリンクを楽しみながら、立食形式で色々な方とお話、名刺交換をさせていただきました。

業界・企業規模問わず、様々な形態で広報・PRに関わる担当者の方々が参加されていたので、お話していてもとても勉強になります(特に社内広報など担当されている方のお話は、ちょうど自分も興味のある領域だったので、今度は講演として聞いてみたいほど!)。

また、当社の社員がこうした勉強会に登壇するというのも貴重な場です。
こうして貴重な機会をいただけたことに感謝しつつ、今後はこちらの広報ブログでも、こうして社内外で活躍する社員の姿をご紹介できればと思います。

今後の活動も、乞うご期待ください!編集部の田中がお届けしました。

以上
日時:2016年12月07日 9:00