車到山前必有路(車山前に到りて必ず路あり)

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 1月7日、今年のインフォテリアの営業開始の日です。午前中に、会社の初詣とAll Staff Meetingを終え、午後には上海に向かいました。
 上海には昨年子会社を設立しました。「桜楓天(上海)貿易有限公司」で、11月に活動を開始しました。桜と楓は正確には中国表記ですが、桜楓天で「インフォンティエン」と読みます。思い起こせば、昨年の1月は、日本法人1社だけだったところが、1年後には海外子会社3社を抱えるグループとなりました。その最も新しい拠点が上海です。


 上海子会社は、有名な外灘(ワイタン)から西に少し行ったところにあります。高層階に位置するオフィスの窓からは、外灘の景色が良く見えます。夜景は絶景です(写真)。日本村に閉じこもってしまわないよう、日本企業が集積しているところをあえて避けました。小さいですが、世界のインフォテリアのオフィス(東京、大阪、サンフランシスコ、杭州、上海)の中で一番景色の良いオフィスです(笑)。
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 総経理として、山崎将良が今月から上海に常駐。現地採用で2名のスタッフを揃え、3名でのスタートです。董事長は、いつも中国人に間違われる(笑)営業担当執行役員の油野達也。陣容だけでもインフォテリアの力の入りようがわかると思います。
 さて、政治問題が顕在化しているこの時期のスタートに、「なぜ?」という話はあります。実際、日本とは様々な環境が違い、大きなリスクもあります。しかし、インフォテリアでは、中長期的に見て私たちのプロダクトが中国の人達に価値を提供できると確信しています。そこで、年始早々私も上海に渡り、現地パートナー各社との打ち合わせを行いました。写真は、上海でのパートナーの1社、ドコモ・チャイナの本間総経理(左)、出嶋副総経理(右)とのワンショット。
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 上海は、これまでも年に2回ほど来ていますが、来る度に変わっています。今回驚いたのは、ワインショップ。インフォテリアが入居しているビルの1階に本格的なワインショップが出来ていました(写真)。品揃えも東京のそれと遜色ありません。聞けば、ある程度稼ぎのある人達は、普通にワインを飲むようになっているとのこと。12月に開店した上海高島屋も高級路線狙いです。
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 中国の成長が鈍化していることや、カントリーリスクが叫ばれていますが、それでも日本などに比べると凄まじいパワーで発展しているのは肌で感じます。私たちは、このパワーある地、人達に役立ちたいし、役立てると実感しています。
 中国の諺に「車到山前必有路」というものがあります。「どんな困難にぶつかっても、前に進めば必ず道は開かれる」というような意味です。中国での営業活動は簡単ではないでしょう。困難なことも多いと思います。しかし、現地の人達と一緒に新しい価値を創って行きたいという思いの第一歩がこの上海オフィスなのです。


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