テレワークは“日本の国力を上げる”か?

bsc2011-takarabe-panel.png 先週の金曜日(7月15日)、大阪でインフォテリア主催の「ビジネススマートフォンカンファレンス2011 in OSAKA」を開催しました。

 そのカンファレンスのパネルディスカッションで、「テレワークが浸透すれば日本の国力が間違い無く上がる」と断言されたのが、基調講演を行っていただいた財部誠一さん。財部さんのポイントは、


・人は時間によって頭の活性度の違いがあり自分も午前中の生産性が最高
・日本の通勤ラッシュは最高の生産性を発揮する時間を無駄にしている
・日本の会社は能力を十分に効率よく発揮させることにあまりにも無頓着
・テレワークができればホワイトカラーの生産性は間違い無く向上する

 とのことでした。約300人の聴衆の中にはうなずく人も多く、テレワーク対応を会社単位で推進している私でもそこまでは断言できなかったので、なるほどと唸りました。

 さらに聴衆の方にインパクトがあったのが、同じ財部さんの「スマートデバイスを持つ社長と持たない社長では(企業の)差がつく」という指摘でした。曰く、ビジネスで一番重要なそして経営者が刻々気になる「現状認識」をタイムリーに得たり、人と会う時の全てを左右する「事前準備」がどこでもできるかといったことで企業の俊敏さが変わってくるとのこと。

 財部さんご自身もiPadとHandbookを利用されており、インタビュー先の企業情報や講演の確認などがいつも手元でできることで、メリットを実感されているそうです。

 このカンファレンス、私たちインフォテリアが主催し、参加いただいた皆様にスマートフォンについて少しでも役立つ情報をお伝えできればと考えて企画したものでしたが、私自身も「Handbookの普及が、企業力向上、そして国力向上に少しでも役立てれば」と思いを新たにしたカンファレンスでした。


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