空の上の年越し〜飛翔へ

SunriseFlightAsteria

松の内も昨日で終わり、そろそろ正月気分も抜けてきたことと思いますが、皆さんは、今回の年末年始はどう過ごしましたか?

今回、日本では9連休になった人も多かったと思いますが、私は、昨年の秋からシンガポールベースとなっていますので、シンガポールのカレンダー通りに12月31日まで勤務しました。シンガポールでは、元日の1月1日だけが祝日で一般的に年末年始休暇はありません。ですので、12月31日は通常勤務して、その日の22時過ぎに発つ深夜便に乗り、元旦の午前6時に羽田に着きました。

つまり、年越しはシンガポール→羽田の機内です。
空の上で年を越したのは、実は生まれて初めてのことです。

さて、ここで1つの疑問が生じました。

シンガポールと日本では、1時間の時差があります。時差がある国の間を飛行中に年を越える場合に、新年を迎える瞬間はいつなのか?という疑問です。

シンガポール時間なのか?日本時間なのか?

さらに、ヨーロッパ→日本便のように複数の標準時を越える場合にはどうするのか?

空の上で年を越した経験があるという友人に聞いた話では、年越しの瞬間に、クルーがクラッカーを鳴らしてお祝いをしたという事例もあったので、いつもは離陸後すぐに寝るところを寝ずにその瞬間を待っていました。

しかし、日本時間の0時を過ぎても、シンガポール時間の0時を過ぎてもアナウンスは全く無いまま。そして、いつも通り、羽田に降りる1時間半ほど前に機内が明るくなり、「あけましておめでとうございます」というアナウンスがあっただけでした。

結局、「年を越えるのはどちらの時間か?」という疑問も年を越してしまうことになりましたが(笑)、空を飛んでいる間に2015年を迎えたことで、2015年の活動が大きな飛翔につながるに違いないと、験担ぎをした年始でした。


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