日別アーカイブ: 2014年8月7日

星に願いを(シンガポール編)

先日、Handbookの新パートナーである内田洋行様の施設をお借りして実施したインフォテリアの戦略ラウンドテーブル(説明会)において、新しくシンガポール子会社を設立すること、そしてそこには私が赴任して立ち上げを指揮することを発表しました。

シンガポールは、インフォテリアにとってサンフランシスコ、上海、杭州、香港に続く5つめの海外拠点です。2年間ほどリサーチを続けて来た結論として、東南アジア展開の拠点としてシンガポールを選びました。また、これは今春に実行した新たな増資による投資の第1弾となります。

今回のシンガポールへの進出については、数多くのメディアにカバーいただきました。たいへんありがとうございます。

▼ASCII.jp 平野CEOがシンガポール赴任!インフォテリア、海外に本腰
▼ZDNet Japan インフォテリア、シンガポールに進出–ASEAN全域で事業を展開
▼Asahi Shimbun digital インフォテリア、東南アでソフト拡販-現地ITと提携積極化
▼ITpro インフォテリアが海外展開を加速、IoTにも注力
▼ITmedia Enterprise インフォテリアが海外進出を強化、2020年に売上比率を50%超に
▼Cloud Watch インフォテリアが海外展開を加速、「ASTERIA WARP」でIoT連携も視野に

余裕があるから進出するのではなく、本気だから、必死だから進出します。私自身が、外から見る目と感覚を肌で掴む事で、海外展開を加速するだけでなく、日本市場の価値、日本での活動の価値も、さらに高められることでしょう。

ところで、日本では国の名前を漢字で表すことがあります。例えば、アメリカ=「米」、イギリス=「英」、ドイツ=「独」、のように。では、シンガポールは何と書くか知っていますか?

答えは「星」です。

「米国」、「英国」のように国をつける場合は、「星国」となります。

インフォテリアのASTERIAも「星」に由来する名前(ギリシャ語で「星座」、ギリシャ神話の「星の女神」)なので、とても親近感が湧きます。しかし、なぜ「星」なのでしょうか?

答えは、「星」は中国語で「シン」と読むからです。フルで書くと「星加坡(シン ジァ ポー)」。その後、シンガポール国内の中国語を北京語化する流れで「新加坡」に変わったものの、「新」の字はニュージーランド(「新西蘭」と書く)とかぶるので、1文字で書くときには今でも「星」のままなのだそうです。

この秋から、インフォテリア全体のビジネス拡大の志と願いを胸に、星の国に赴きます。

【お知らせ】
8月8日(金)「財部誠一の経済深々」(BS11/21:00〜21:54)にメインゲストとして生出演し、海外展開の話をします。

(写真は、星国からはよくみえる南十字星