経営」カテゴリーアーカイブ

リアルタイムのリスクを克服できない企業は生き残れるか?

 インターネットを使ったリアルタイムの決算説明会を今年は中間決算でも実施します。インターネットで投資家と双方向につないだ形のライブ決算説明会は、一昨年にインフォテリアが日本で最初に始めてから少しづつ実施する企業が増えています。しかしながら、ネットライブ環境を提供いただいている会社の方によると「ネットライブはリスクが高くて採用できない」とおっしゃる企業が圧倒的に多いそうです。

公開講座:IPO激減時代のベンチャー投資と経営とは?

 下のグラフを見てください。2000年以降のIPO(Initial Public Offering:新規株式公開)社数の推移です。

 一昨年まで毎年100超で推移していたIPOの数が、昨年は50社を切るまでになりました。グラフの通り、ドットコムバブルが崩壊しIPO不調と言われた2003年、2004年ですら120社を超えるIPOがあったのですから、まさに激減と言えるでしょう。そして、このようにIPOが激減すると、IPOをExit(出口)として狙うベンチャーキャピタル(VC)の投資も難しくなります。

経済指標の好転は「復活」ではなく「変化」の兆しだ

 上半期が終わり、10月から下半期に突入です。6ヶ月もあっという間。リーマンショックから既に1年が経過ですから、「光陰矢のごとし」を実感します。昨日、インフォテリアでは全社員で集まり、上半期の総括と下半期のキックオフのミーティングを行いました。

「19歳」が世界を変えるは本当か?

 先日、2008年度に特にお世話になったパートナー企業のエグゼクティブの方々をお招きして「ASTERIA エグゼクティブ・サミット」を開催しました。第5回目となる今回は、以前より懇意にさせていただいている日本経済新聞の論説委員兼編集委員である関口和一氏を特別講師にお招きして、これからの企業におけるコンピューティングについての考察を深めました。

あなたは自らの判断で良いものを採用していますか?

 おかげさまで、インフォテリアの「ASTERIA」は、採用いただいた企業数も700社近くとなりました。このような実績からか、最近、新興のソフトウェア開発ベンチャー企業の経営者から「企業になかなか採用してもらえない」という相談を受けることがあります。

不況モードを突破するYunoメソッドとは?

 世界的な金融危機の影響を受けて、日増しに強まる不況風が連日のように報道されています。そんな中、私たちのお客様からも「予算執行が難しくなった」とか「なかなか稟議が通らない」という話しが聞こえてきます。世の経営者の方々も「不況はチャンス」と言いながらも、出費はできるだけ抑えて、さらなる強風に備えたいという考えの方が多いのでしょう。

日本で最初に成功した投資家は誰だ?

 さて、問題です。

 「日本で最初に成功したベンチャーキャピタリストは誰でしょう?」

 少し考えてみてください。その間に話を進めます。

 先日、青山学院大学大学院の授業に、外部講師を招いて特別講義を行いました。外部講師は、日本テクノロジーベンチャーパートナーズ(NTVP)代表の村口和孝氏です。村口氏は、日本最大のベンチャーキャピタルであるジャフコで長年実績を積み、1998年に独立して個人でベンチャーキャピタルを立ち上げられました。

100年に一度の危機ではない!

 中間決算の報告で、堀場製作所創業者で現最高顧問の堀場雅夫さんを訪ねました。だいぶ以前にアドバイザーになっていただいてから毎年、中間決算と本決算のご報告に京都の本社に伺っています。今年度上期の成績は、前年、予想どちらに対しても好調だったこともあり和やかな報告となりましたが、下期について堀場さんなりのアドバイスをいただこうと「100年の一度の経済危機とも言われていますが・・・」と切り出すと、「平野さん、100年一度の危機なんてことはない。アメリカの言うことを、そのまんま受け売りしちゃいかん。」と一喝されました。

沖縄新世代経営者塾

 この時期の沖縄というと夏休みとして行くケースが多いのでしょうが(笑)、今回は「沖縄新世代経営者塾」に参加するために日帰り出張で行ってきました。時間が許せば、一泊くらいはしたかったのですが、前日は夕刻まで、そして今日は朝から予定があり、残念ながら日帰りとなりました。

みどりの日とコーポレートカラー

 今年から5月4日になった「みどりの日」。

 みどりと言えば、インフォテリアのコーポレートカラーもみどり(グリーン)なので、インフォテリアにとっても記念すべき日でしょうか?(笑) この時期、木々草花の新芽がいっせいに育ち、世の中全体に若々しい空気を醸し出していて、ある意味で「ベンチャー」の勢いを象徴するような光景でもあります。