その技術情報が如何に標準化とみなされているか…を知る“ステータス”。
このページでは、W3CとOASISのステータスについてご紹介いたします。
W3C
W3Cは、主にWWW(World Wide Web)をベースとした基礎技術仕様の標準化団体です。
多くの技術委員会が所属しており、W3Cのサイトからも、その大規模さがうかがえます。
W3Cで標準化が進められている仕様については「W3C Technical Reports and Publications」のページが参考になります。(ステータス別に仕様が更新日順にIndex化されていて便利です)
ステータスには、以下の7種類があります。
| ステータス | 日本語訳 |
| Recommendation | 勧告 |
|---|---|
| Candidate Recommendation | 勧告候補 |
| Proposed Recommendation | 勧告案 |
| Proposed Edited Recommendations | 編集済み勧告案 |
| Working Draft | ワーキングドラフト |
| Group Note | グループノート |
| Superseded | 更迭 |
| その他:ステータスではありませんが… | |
| errata | 修正情報 |
OASIS
OASISは、e-ビジネスやWebサービス等の分野における構造化情報標準の開発、統合、そして採用を推進することを使命としています。その技術作業は、OASIS会員によって行われ、会員の提案に基づいて技術委員会(TC)が設置されます。TCは独自に議題と日程を定め、OASISは会員が作業を行う上で必要な指導、方法論、そして体制を提供しています。
既に標準化が行われている技術仕様については、OASISのサイトのTOPページの右側中段あたりに位置する【OASIS STANDARDS】の欄に記述されています。もしくは、標準化仕様の一覧の掲載されている「OASIS Standards and Other Approved Work」というページで確認することができます。
OASISで標準化が進んでいる技術の概要は、OASISのサイトの左側メニューの一覧によって集約されているともいえます。この左側メニューの中で「TECHNICAL WORK(技術委員会)」「MEMBER SECTIONS(共同委員会)」「OASIS INFO CHANNELS(OASIS情報チャネル)」の各項目の技術仕様名が、現在OASIS標準化が行われているものになります。
ステータスには、以下の3種類があります。
| ステータス名 | 日本語訳 | 概要 |
| TC(technical committee) | 技術委員会 | 3名以上の有資格者(OASIS会員団体の職員、またはOASISの個人会員)が、プロセスで必要とされる情報を含む、新しいTCの設置提案をTC管理者(TC Admin)に提出し承認された技術作業グループが設置されている状態 |
|---|---|---|
| Committee Draft | 委員会草案 | TCで完了し承認された作業〔成果物〕の状態 |
| OASIS Standard | OASIS標準 | 公開評価をクリアした後、決められた資料を提出し委員会で承認された〔成果物〕状態 |
最近、日本語サイトができていて便利です。各技術ページは、まだまだ日本語訳されていないものがありますが、フロントが日本語なので日本人の方には各ページにより入りやすくなっていると思います。
各ステータスのより詳細な情報は、技術委員会の「TCプロセス」の解説:日本語訳、または「TCガイドライン」の解説:日本語訳に掲載されていますので、参考にしていただければと思います。
日時: 2006年06月01日 13:00 | | TrackBack
