第10回 『XMLマスター世界展開と中国』
第10回 『XMLマスター世界展開と中国』
こんにちは、インフォテリアの平野です。
いよいよ先月から、日本発のXMLの技術認定制度「XMLマスター」が世界121ヶ国で受験可能となりました。
121ヶ国の中でも、特にお隣の中国はXMLマスターに対して興味をお持ちの方が最も多い国です。それというのも、北京、上海、大連といった大都市を中心に日本向けのソフトウェア開発が盛んで現在でも増加傾向にあることや、日本と同様にお墨付きを重視する風潮などに起因しています。実際、XML技術者育成推進委員会理事の大手ITベンダー各社も数多くのソフトウェアを中国で開発しています。このようなことから、XMLマスターの世界展開を行う以前から「XMLマスターを中国で受験するにはどうすればよいのか」と言った問い合わせをたびたび受けていました。
さて、XMLマスターの試験が開始されるにあたり、事務局の役割として私も年明け早々北京に渡り、IT教育会社(試験センターも兼ねる)の責任者方々を対象にXMLマスターの説明会を行ってきました。IT教育会社の興味も非常に高く、会場は満員となっていました。
説明会にはプロメトリック社の陳総経理も出席され、「これまでは、ITベンダーの技術を中心とした教育・試験が行われていたが、これからのオープン時代は、テクノロジーを中心とした教育・試験が重要となる」と挨拶され、参加した方々の大きな同意を得ていました。
また、教育会社や大学との個別の話の中では、エンジニアのソフトウェア基礎技術に対する並々ならぬ意欲を感じました。そうした個々の意欲に加えてしっかりとした教育や認定制度が整っていくことで、これから中国がコスト面だけでなく技術や能力といった側面で世界で独自の役割を担う時代もそう遠くないでしょう。
つい最近、携帯電話の加入数で中国が日本を抜いたとか、インターネットの接続数で中国が日本を抜いたとの報道がなされていますが、XMLマスターの取得者数で中国が日本を抜いたというニュースを聞く日もあるかもしれません。
しかし、もし国外の取得者の方が多くなるということが起こったとしても、日本のIT関連各社で大同団結して推進してきたXMLマスターが、グローバルな技術指標として認められるということですから、大いに喜ぶべきことでしょう。これから、中国に限らずソフトウェア開発のボーダーはどんどん下がっていきます。海外にソフトウェアの開発を委託されたり、共同開発されたりする時には、他の認定資格と同じように全世界で取得可能なXMLマスターも技術指標の一つとして是非活用してください。
日時: 2004年02月19日 00:00 | | TrackBack












