第8回 『身にしみる標準化の必要性???』
こんにちは、インフォテリアの平野です。
先日、新潟に行く機会かありました。あえて名は伏せますが、地元の代表的ホテルとのこと。そして、いつもの通り事前にホテルのウェブサイトをチェックしてみました。そうすると、トップページに「全室インターネット完備!」と大きく表示してあるではないですか。
「よしよし、さすが地元の高級ホテル、光を引いたんだな。設備も進んでいるようでよろしい。」
と安心してチェック完了。自宅もブロードバンドになった今、出先でダイアルアップ接続ではかったるくてしかたないですからね。
さて当日。部屋にチェックインし早速10BASE-Tのジャックを探しました。
しかし、どこにも見あたりません。仕方なくフロントに電話。
「インターネットの接続の口が見つからないんですが?」
「インターネットでしたら、電話機の横にありますよ。」
「え?電話機の横ですか?」
はたして電話機の横には、電話機のDATAポートが出ていました。
「インターネット完備ってこのことですか?」
「そうですが、何か問題でも?・・・」
私はしばし言葉を失いました。市内で1,2を争うというホテルがウェブサイトで「インターネット全館完備!」と謳っておいて、それはダイアルアップ接続できますということだったのです。。。さすがの私も「こんな紛らわしい表現をされては困る!」とクレームしましたが、ホテル側の説明では、DATAポート付の電話機に変えたのがウリらしいんですね。。。
この感覚の差はなんだろう。「インターネット完備」でブロードバンドをイメージしてしまった私が一般の感覚から離れてるのかな?いや、感覚ではなく、語彙の定義や情報のあいまいさの問題ですね。
「やはり、標準化は重要だ!」
ダイアルアップで遅々として進まないインターネット接続にイライラしながら改めて叫びました(笑)。ホテルの情報がHTMLのウェブサイトではなく、XMLで標準化されて提供されていれば、こんな行き違いは防げたのか?もちろん構文をXMLにするだけでは何も変わりません。XMLでのデータ交換を前提とすることで、他の様々な業界で行われているように、データそのものの標準化、辞書化などが必要となるというところがポイントです。(業界における標準化でも、同じ言葉が会社によっては違う意味だったり、同じものを違う言葉で呼んでいたりするものを、辞書として標準化します。)
情報の標準化を行う道具となるXMLの存在が、企業間や企業内だけでなく、もっと幅広く日常の利便性を上げたり、誤解のないコミュニケーションを助けることに役に立てればと、身にしみて感じた週末でした。
日時: 2003年07月10日 00:00 | | TrackBack
