第7回『連載の最後に --標準仕様の隙間--』

第7回『連載の最後に --標準仕様の隙間--』

これまで6回にわたってXMLのトリビアをお届けして参りましたが、ご参考になりましたでしょうか。

第6回 『XMLメディアタイプ』 (2004/10/28)
第5回 『XML文書の空白処理』 (2004/09/30)
第4回 『DOMと名前空間 』 (2004/09/02)
第3回 『名前空間と要素値、属性値 』 (2004/08/05)
第2回 『 standalone="yes" / "no" 』 (2004/07/15)
第1回 『要素内容と混合内容』 (2004/06/17)

XMLは仕様の上に成り立つ標準技術です。仕様の初版では曖昧性や解釈の違いなどもあるかも知れませんが、仕様書自体も版を重ねていますし、前回のWS-IのBasic ProfileのようにSOAP 1.1やWSDL 1.1の曖昧性を補う役割の文書もあります。公開された標準技術は誰もがいつでも使える安心感があります。仕様に曖昧性などがあったとすれば、それを実装する人、使用する人が上手にケアすることによって、標準技術のメリットを大いに享受したいものです。

今回は連載の最終回ということで私自身が仕事のかたわらで、標準仕様の隙間をどうやって頭の中で整理して埋めていったかをご参考までにご紹介したいと思います。

実はコラムでお届けした内容は、ほとんどのものが、XML教育に携わっている間の皆さんからの質問がベースになっています。これまでさまざまな質問がありましたが、それに回答するべくいろいろ調べていくうち自分の中でもだんだん内容が整理されてきて、今回ある程度まとまった形でお届けすることができました。

質問をいただいたときにはその都度調べながら回答していくわけですが、その後ふと考えてみると、さらにこういう場合はどうなんだろうといった、また新しい疑問が自分の中に生まれてくることはよくあります。そのとき時間があれば調べてみればよいのですが、なかなかそうもいきません。そんなときはとりあえずメモに残しておき、解決を先延ばしにします。知りたい内容をピンポイントで探してもすぐに見つかる確率は小さいですが、その後の作業の合間にその知りたいことに遭遇する確率は大きいからです。つまり時間が解決してくれることは多いです。あとはまとまった時間がとれたときに、メモに残した疑問点を集中的に解決するのも効果的です。

またさらに、この連載コラムを書いたことも自分自身の勉強になりました。勉強というより、頭の中をすっきりと整理させることができました。知っているつもりでも文章にまとめるとなると、またまた新しい疑問が出てくることもしばしばです。今回ばかりは毎回の締め切りがありますので、先延ばしというわけにはいきませんが。。

 

日時: 2004年11月25日 13:00 |  | TrackBack

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