株式会社インターサーブ:[iMaker][iMessenger][iConnector]導入事例

Excelを使用したデータ送信による
シンプルかつ高度なEDIシステム

インターサーブロゴ
岡本 篤
株式会社インターサーブ
代表取締役

岡本 篤 氏
株式会社インターサーブ
開発本部長

早川 徹 氏
早川 徹

e-マーケットプレイスのアウトソーシングサービスis-Tradeでは、XML技術を活用したオプションサービスを2001年1月から追加で開始する。is-Tradeにより、従来コストが膨らみがちだった企業間データ交換にて既存システムの開発や運用のコストを徹底的に削減することが可能となる。システムはユーザー側の基幹システムから生成されるCSVファイルからXML化し、is-Trade側でXMLデータを取りだし接続先の仕様に合わせたデータフォーマットに変換して送信する。サービスはn対nなので一度XML形式にデータを変換することにより、汎用性を高めシステムの効率化に役立てている。EDIの低コスト化が実現されることにより、流通はよりオープンな世界へと進化していくことだろう。

リテイルサポートが充実したe-マーケットプレイスis-Trade

is-Tradeはインターサーブが運営する小売りとベンダー間で企業間電子商取引を行うe-マーケットプレイスのための強力なアウトソーシングサービスである。新規取引先の開拓<Search>から商談<Negotiation>を通して受発注<Data Exchange>までをオンラインにて提供するだけではなく、与信<Financial>や物流<Logistics>など実際の取引効率化に役立つ多彩なオプションをも保有している。is-TradeはEDIであらゆる企業の中心に立ち、それぞれが内部で保有する様々なデータフォーマットや通信プロトコルに対応して取引相手とシームレスな接続を提供する。またあらゆる場面で徹底的な効率化を目指すための研究・開発を進めており、顧客は本サービスにより大幅なコスト削減を実現できる。このis-Tradeは2000年10月よりサービスを開始している。それに加えて、東京リコー、茨城日立情報サービス、日立システムアンドサービスにより、FF99及びインフォテリアのiMaker/iMessenger/iConnectorを利用したソリューションの提案・SIサービスの提供を行い、XML技術を活用したオプションサービスを2001年1月に開始したところだ。

EDIのアウトソーシングによりシステム運用のトータルコストダウンを実現する

EDIは従来からいたる企業で実現され、普及している。しかし旧来のEDIでは開発や保守で費用がかさんでしまったり柔軟性に欠けるという実態がある。また、企業内の情報の効率化は実現できても企業間となるとそれぞれ個別のシステム事情の制約があり、非効率的な構成になったり作業がかさんでしまいがちだ。低コストを目指すつもりのシステム化が逆に新たなコストや余分なコストを生んでしまう。そのような実状を見据えてis-Tradeは付加価値をつけたEDIのアウトソーシングサービスを提供し、開発や運用コストを抑えてトータルな低コストダウン化を実現する。XML技術を用いたデータ交換では利用側のシステムからのデータをひとたび汎用的なXMLデータ形式に変換するようにしている。それにより、その先のシステムとのデータ変換が柔軟に対応できる。

実例:小売りとベンダー間で取り引きが発生するときの従来までの流れ

XML技術を活用したデータ変換の流れを、実在する小売りとベンダーの標準的な実例をもとにみてみよう。従来までは、ある小売業者で発生した注文はまず基幹システムを経由してCSVを作成、次にCSVをExcelで読み込み発注書を作成しFAX送信ソフトにてベンダーに宛てて送信していた。ベンダー側では、小売業者から受信したFAXの注文書から手入力で基幹システムに入力する。次に出荷データからVPNまたは社内WANを経由して物流業者に物流指示を出す。小売業者の支店または小売業者の物流にて納品された品物は検品されると、小売り側は納品書より手入力で基幹システムに仕入れの入力を行う。このようにそれぞれの社内では基幹システムにて業務データ処理が行われるが、取引先と接続する部分ではひとたびデータは注文書や納品書といった「紙」となり、システムへの手入力が発生している。

実例:XMLを活用したis-Tradeでデータ交換をシームレスに

これをXMLを用いて企業間の接続部分をシステム化する。まず小売業者は基幹システムから作成されたCSVデータをExcelで読み、iMaker Expressを用いてXMLデータを作成し、そのままSMTPのメールとしてis-Trade内のData Exchange(DE)というシステムに送信する。DEでは受信したメールからiMessengerを用いてXMLデータを取り出し、iConnectorによりXMLデータをDEのOracleデータベースに格納する。次にベンダーの基幹システムに合わせて固定長テキストに変換すると、ベンダー側基幹システムにデータを送信する。ベンダー側基幹システムで受信して生成された出荷データはExcelで読み込み、同じくiMaker ExpressによりXML化されメールにてDEに送られる。DE側では再びメールからXMLデータを取りだしデータ変換処理を行った後に小売業者の基幹システムに納品データを送信する。このようにis-TradeによりXMLを経由して接続先に合わせたデータ変換が行われる。

図:ソリューションイメージ

費用を発生させずにシステム化を実現

is-Tradeを用いることにより、他企業との連携に用いるデータ変換のための開発費用を発生させず、人件費がかかっていた部分をシステム化することができる。またベンダー側に発注データを送信するときには、is-Tradeからベンダー側物流にもインターネットを経由して発注データを送信する。これにより、ベンダー側はVPNまたは社内WANを経由した出荷のデータ送信処理を省くことができ、さらに専用線の運用コストも抑えることができる。加えてベンダー側物流では受信した発注データはFormFlow99(XML対応帳票ソフト)を用いてブラウザから読み取ったり伝票を印刷する。またis-Tradeを利用する企業は基幹システムから生成されるCSVを使うので非常に厄介な基幹システムへのカスタマイズを極力防ぐことができる。is-Tradeと接続する部分はExcelとiMaker Express(無料)で処理されるのでソフトウェアの出費も不要となるだろう。

e-マーケットプレイスへの参入が増えて流通はよりオープンに

従来のEDIというのはコストが高いので大企業向けと思われがちだったが、XMLを活用すると徹底的にコストダウンを図ることができる。もはやEDIに資金力は問題ではなくなりis-Tradeのようなe-マーケットプレイスへの参入企業は増えていくだろう。それにより新規取引先の開拓がすすみ、企業間の競争力を高めることにも期待される。また今後は企業間でやりとりされる情報が増えて、よりオープンになっていくだろう。「本音では企業は(取引先と)もっと多くのデータ交換をしたいはずです。情報は意味の分かる相手に使われて初めて価値がでるものだからです。セキュリティに過敏になって情報をオープンにすることを怖がっている人が多いですが、情報をオープンにすることによるメリットの方が大きいと思います」とインターサーブの開発本部長である早川氏は語る。is-Tradeは今後、ebXMLにも対応していくつもりだ。最新の技術を用いてインターサーブはis-Tradeをさらに価値の高いサービスへ発展させていく。

 

会社概要

株式会社インターサーブ
マーケットプレイスの中の「リテイルサポート」に特化した、インターネットビジネスソリューションの提供を行っている。B-to-B及びB-to-Cを統合した新しいコンセプトB-to-ALLを提案し、マーケットの主役である「顧客」を中心とした「インターネット・ビジネスに係る企業の共業姿勢が全てを成功者に導く」というBusiness-to-ALL(ビジネスから全てへ)を提供する事を目的としている。

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お問合せ TEL:03-5358-1033
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