ドコモ・システムズ株式会社:[iConnector][iXSLT]導入事例

汎用性の高いイントラネットソリューションを
XMLで実現した「XML情報ライブラリシステム」(iX-Library)

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数野 顕
ドコモ・システムズ
株式会社
コミュニケーション
システム事業部
ビジネスソリューション
担当部長

数野 顕 氏

「XML情報ライブラリシステム」は、ドコモ・システムズ株式会社が開発したXMLベースの営業支援システムだ。営業日報のほか、折衝情報、クライアント情報などのデータベース化が可能になっている。サーバーとしてOracleをはじめとする各種RDBMS、またクライアントとしてXML対応・非対応の両方のWebブラウザ、その他携帯端末等が利用できるなど、たいへん汎用性の高い製品に仕上がっている。今回はこの「XML情報ライブラリシステム」の仕組みと、なぜXMLを採用したのか?を中心にコミュニケーションシステム事業部の数野部長にお話を伺った。

「情報ライブラリシステム」の仕組み

XML情報ライブラリシステム」の仕組みは、Webブラウザやメーラーなどのフロントエンド部分、RDBMSなどのバックエンド部分、そしてその間を取り持つミドルエンドの3つにわけて考えると理解しやすい。ユーザーが普段使い慣れたWebブラウザから営業日報などを入力すると、ミドルエンド部分が受け取りRDBMSに格納する。また逆に検索など、Webブラウザからのリクエストに応じて、ミドルエンド部分がRDBMSに格納されたデータを取り出してWebブラウザに返す。この際、Webブラウザと接続部分のデータのやりとりにXMLが使用されているわけだ。さて実はこのようなシステムは何もXMLを使わなくても構築は可能に思える。フロントエンドとしてWebブラウザを利用する手段はRDBMS側に用意されていることが少なくないからだ。またXMLはBtoBのECに代表されるように企業間でのデータ交換にメリットがあるイメージが強い。イントラネットでXMLを採用したのはなぜだったのだろうか?

閉じたシステムにもあるXMLのメリット

「数年前に社内向けに開発したWebベースの営業支援システムを、最新の技術ともいえるXMLに置き換えてみよう、というのがそもそものスタートだったんですよ」と数野部長。それが結果として予想以上に、非常に使い勝手のよい製品に仕上がったのだという。「今のところ営業支援システムとして売り出していますが、情報ライブラリシステムとしてさまざまな応用が可能なんです。それから企業間での情報のやりとりが必要になることもあるでしょう。そういった意味でデータをXMLにしておけば汎用性は高いですよね」。イントラネットとはいえそれはあくまでもエクストラネットの延長にすぎないということだろう。多くの企業がぞくぞくXMLの採用に踏み切っている今、限られた範囲の単機能の情報システムだとしても、XMLを採用することのメリットはとても大きいものになっているのだ。

XSLでさまざまな端末への対応が容易に

また「XML情報ライブラリシステム」は、株式会社NTTドコモのモバイルメールサーバー(MM QUBE)と組み合わせることで、モバイル端末から社内データベースへのアクセスも可能にしているのだが、このことが容易に実現できたのもXMLならではといえる。XMLはデータ本体とレイアウトの情報を別個に持つため、画面の狭いノートPCや、WindowsCE機、Zaurus、iモード向けなどにレイアウト情報(XSL)を用意さえすれば、データ本体は社内のLAN環境のPCから利用しているものがそのまま使えるからだ。営業支援というシステムの性格上、営業マンが外出先からアクセスできる手段は多ければ多いほど製品の価値は高まることはいうまでもない。また同様にXSLを利用することで、部署ごとに最適な帳票や画面を持たせることができるなど、社内ユーザーにも恩恵があることも忘れてはならないポイントだ。

インフォテリア製品で、開発工数短縮を可能に

この「XML情報ライブラリシステム」の中では、RDBMSからのデータ取り出しおよび格納を行う部分のコンポーネントとして「iConnector」、またXML非対応Webブラウザ向けにXMLとHTMLの変換などを行う「iXSLT」、また開発者向けのツールとして「iPAD」などが利用された。「おかげで工数はかなり短縮できました。今後もインフォテリアさんには期待しています」と数野部長。同社は今後もますますXMLに力を入れていきたいという。「ロゼッタネットジャパンが組織されるなど、電子商取引におけるXMLタグセットの標準化が日本でもスタートした点に特に注目しています。この動きの中で新たに生まれる市場があるはずで、EC受発注などのシステム開発にも取り組んでいきたいと考えています」と語ってくださった。

図:ソリューションイメージ

 

会社概要

ドコモ・システムズ株式会社
NTTドコモのグループ企業として、企業情報システムや業務支援システムの開発、最先端のソフトウェアパッケージ製品の開発・販売を行う。マルチメディア技術・モバイル・ネットワーク技術などを扱い、コンサルティングやシステム提案など、お客様と密接な関係を維持したソリューションを積極的に展開する、総合的なコンピュータエンジニアリングサービスを提供している。

所在地 東京都品川区西五反田4-31-18
お問い合わせ TEL:03-3490-6620(コミュニケーションシステム事業部)
担当:数野
URL http://www.docomo-sys.co.jp/

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