ベネトンジャパン株式会社
イタリア本社にあるDWHとの連携を5週間で実現!
開発生産性、高い拡張性がASTERIA 導入の決め手に!カジュアルからエレガントまで、あらゆる生活シーンにあわせたトータルブランドを展開しているベネトングループ。その日本法人であるベネトン ジャパン株式会社は、アパレルブランドとして名高い「ベネトン」や「シスレー」の他、「ノルディカ」「ローラーブレード」などスポーツブランドの卸売やライセンス管理を行っている。小売業として成功を収めている同社は、日本全国にある直営店から収集されるPOSデータを管理し、マーケティング活動を行っている。この度、グローバルマーケティング活動の一環としてイタリア本社にて、データウェアハウス(DWH)を構築し、全世界の販売情報をXMLフォーマットにて収集するプロジェクトに着手した。同社ではイタリア本社とのデータ連携ハブにASTERIA WARPを採用した。
わずか3ヶ月でのシステム構築が本社からのミッション
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| 管理本部システムDiv. 部長 スペシャリスト 大網 東市 氏 |
世界120ヶ国、およそ5000店舗にまで規模を拡大し、ワールドワイドでビジネスを展開しているベネトングループは、各店舗に集まる販売情報をXMLフォーマットにてイタリア本社に集約し、大規模なDWH環境を構築している。日本法人である同社も、会計システム刷新が終わった2007年のタイミングで、直営店から集められる販売情報をDWHに配信するシステム構築に着手することになったと管理本部システムDivisionの大網東市部長は語る。「EUを含めたヨーロッパ全土でデータの受け渡しが順調に進んだため、アジア圏でもDWH連携の話が本格化しました。ただし、納期はわずか3ヶ月あまりで、開発そのものを短期間に行う必要が出てきたのです。」
XMLフォーマットはデータ定義の変更が柔軟なこともあり、データ連携の仕様変更にもフレキシブルに対応できる環境が必要だったと大網部長。また、わずか数ヶ月でシステムを開発しなければならないということもあり、XMLとの親和性に富んだ製品が求められていた。そこで目をつけたのがASTERIA WARPだった。
「その場しのぎのシステム投資を選択せずに、拡張性の高いシステムを構築」
以前、本社とXMLによる商品情報や入荷情報、顧客情報などのデータ連携を行うシステムを構築したことがあり、今後のことも考えてそのシステムを統合できるハブ機能を持ったシステムを構築したかったと大網部長。そこで選ばれたのがASTERIAWARPだった。実は、4年前にインフォテリアの高い技術力や製品コンセプトに感銘を受ける機会があったという。「GUI環境でコンポーネント同士をつなぎ合わせるだけで、わずか数分でデータ連携できるASTERIAのデモを展示会で拝見したのです。短時間でデータ連携が可能な製品があることに正直驚きました。」
今回のシステムでも複数の製品を選定した大網部長だが、求める仕様にマッチした製品はASTERIA WARP以外になかった。GUIでのノンコーディングによる開発環境や接続できるプロトコル、データベース、データフォーマットの多様性など、本社との架け橋となるハブとしての機能をASTERIA WARPは十分に満たしていたという。
当初は、パッケージ導入だけでなく自社開発も視野にいれていたが、柔軟性のあるデータ連携のデファクトを作るという意味でASTERIA WARPに期待するものが大きかったと大網部長。「今回の仕様にあわせるだけなら、自社開発のほうがコスト的には安価にできるという試算も出ていました。しかし、メンテナンス性が悪く汎用性のないシステムを作り続けることは、拡張性を考慮する意味で避けたいと考えたのです。本社との連携のみならず、様々な場面で同様のデータ連携を迫られる場面が今後も必ずあるはずです。その場しのぎのシステム投資を選択せずに、拡張性の高いシステムを構築することに決めました。」
大容量データを扱う小売業のデータ連携に欠かせないパッケージ!
2008 年3月現在、約60店舗ある日本国内の直営店から夜間バッチで販売情報をPOSサーバが集積しCSVデータを作成、ASTERIA WARPがCSVデータをXMLフォーマットに変換する。その情報をデータ登録DBに別途エントリーし、本社側のFTP受信用のサーバにデータを送信している。また、本社側でDWHへの取り込みが行われた後、日本側に送られてくる結果情報をASTERIA WARPが受信し、ステータス情報が登録DBへ再度書き込まれる。最終的にはExcelファイルに出力されることで、変換過程のステータスや取り込みエラーが出ていないか確認できる仕組みだ。「様々なシステムからデータを読み出したり書き込んだりするときにASTERIA WARPは最適です。システム連携に役立つ多様なコンポーネントが用意されているので、開発工数の削減や運用負荷の軽減に大きく寄与しています。」と大網部長。なお、ASTERIA WARPは、仮想化環境で動作している。
「小売業における販売情報の活用は2001年ぐらいから始まったとされていますが、未だにデータ連携で中心的な役割を果たすツールは存在していません。店舗から集められる大容量データを処理しなければならない小売業において、ASTERIA WARPはデータ連携に有効なツールといえます。」と大網部長は今後もASTERIA WARPに期待しているという。
開発を強力にバックアップ! 手厚いサポート体制により5週間での開発を実現
本番環境へ移行したのが2007年12月末のことだが、実際の開発期間は本社とのシステムテストも含めてわずか5 週間程度。短期間でイタリア本社とのデータ連携基盤を構築せざるを得なかったという。「開発期間が短かったせいもあり、保守を行ってくれた住商情報システムに大量の質問を投げかけさせてもらいました。質問については懇切丁寧に回答していただきましたし、レスポンスも非常に迅速で順調に開発を進めることができました。わざわざサンプルプログラムまで提供いただき、総力をあげて対応していただいたことに感動です。」また、インフォテリアが開催する製品研修を受け、開発スピードは飛躍的に向上したと大網部長。実質の開発期間はわずか約2 週間だったというから驚きだ。
以前にもXMLフォーマットによる本社側とのデータ連携のシステムを開発した経緯のある同社だが、そのときの工期と比べると半分程度の工数で開発を行ったことになるという。また、開発コストだけでなく運用面でも大きな効果が現れている。「ステータスを視覚的に判断できるようになり、トレーサビリティが高まっています。」
内部統制のモニタリング負荷軽減に役立つASTERIA WARPに期待
今後の展開について大網部長は、本社から商品情報などをXMLデータで受信しているシステムをASTERIA WARPに統合したいと考えているという。「XMLは変更が容易な分、リードタイムなしで変更要求がくることもあります。仕様変更にも柔軟に対応できるASTERIA WARPを一度でも使ってしまうと、もう古いシステムには戻れません。」
また、ITによる内部統制に積極的に取り組んでいる同社は、システム連携の中核であるASTERIA WARPをデータの検証作業に使うことで、内部統制におけるモニタリング作業の負荷軽減に役立てる予定だ。「システムごとのデータ検証を行うには、それぞれのシステムに入り込んでログなどを取得しなければなりません。ASTERIA WARPがシステム連携の中心的な役割を果たすことで、システムごとにデータ検証せずとも、モニタリングが可能になるはずです。」と新たな用途についても力強く語ってくれた。
※この内容は2008年5月時点のものです。
会社概要
ベネトンジャパン株式会社
イタリアならではのデザイン性の高い色彩豊かな商品を提供するベネトングループS.p.Aの日本法人として1985年に設立。日本国内で約140店舗を展開しており、アパレルやスポーツブランドの卸売からライセンス管理を行う。
| 所在地 | 東京都渋谷区神宮前4丁目3番10号 |
| URL | http://www.benetton.co.jp/ |



