ビッグデータから果実をつかむ ― 鍵を握るのはマスターデータ管理
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大量かつ多様なデータを収集・分析し、経営や業務上の洞察を得る「ビッグデータ」の活用が”時代のキーワード”として注目を集めているのはご存知のとおりです。これまでの手法では得られなかったビジネス価値の獲得を目的としたこの取り組みは、変化のスピードがいっそう増した今日のビジネス環境において、競争優位を確保するための有効な一手となりえます。

ただし、その基盤が適切でなければ、ビッグデータからビジネス価値を引き出すことは当然かないません。現在、名所でなされている活用をめぐる議論を見るに、大量のデータを収集・蓄積・処理する仕組みと、それらの構築方法ばかりが注目されていますが、ここで何か1つ、重要な観点が見落とされてはいないでしょうか?

それは「データ品質の管理」です。ビジネス価値を生み出す元となるデータをいくら大量に集め、蓄え、処理する仕組みを整えていたとしても、データの品質が低ければ、まったく意味をなしません。つまり、GIGO(Garbage In, Garbage Out:ごみのようなデータをいくら投入しても、出てくるのはごみのような結果だけである)の原則が、ビッグデータにおいてもあてはまるわけです。

見落とされているビッグデータ活用の5つめのアクション「データ品質の管理」「マスターデータ管理をはじめとする、データの品質をマネジメントする仕組みがビッグデータ活用の大前提になる」 ―― このことを正しく理解し、しかるべき組織体制を整え、実践に移していくことのできる企業だけが、ビッグデータの活用から真の意味でビジネス価値を引き出せるようになるとインフォテリアは考えます。

確かな果実をつかむために、まずは自社のIT部門がなすべきデータマネジメントについて十分な検討を行い、取り組みの歩を進めてみてはいかがでしょうか。




ビッグデータ活用時に浮上する、トランザクションデータとマスターデータの課題

トランザクションデータは …

①都度対応が困難:

扱うシステムが変化する為、手作りでの対応が困難

マスターデータは …

  • 常に変化する:

    事業拡大、事業統廃合による提供サービスの変化

  • 汚れていく:

    内的要因: 人為的オペレーション、ルール不備 (命名規則等)
    外的要因: 市町村の合併、取引先のM&A等

EAI/データ連携ツールを使わず、手組みで対応するというこれまでの手法では、都度変化するシステムやビジネスプロセスへの対応が困難となる。アドホックな対応の積み重ねで、システムは複雑化の一途を辿る。

スピード経営の下では、マスターデータでさえも内容が常に変化する。加えて、人為的操作や命名規則や入力規則の不備、M&A/事業の統廃合などから内容がどんどん"汚れて"いく。ゆえに、こちらも旧来の人的なメンテナンスでは追いつかず、正確性を保つことが困難になってしまう。

これらの問題に対する解決策として、システムやデータの変化に柔軟に対応できるEAIツールおよびマスターデータ管理ツールが必要となる。複数のシステムやデバイス、トランザクションデータ、マスターデータのつながりを可視化し、ビジネス上必要になったものを直ちにつないで、古いものを直ちに断ち切っていく。そうした作業が容易になされることで、トランザクションデータとマスターデータの両方に置いて、ビジネス価値を生むことのできる、高いデータ品質を維持することができる。

Whitepaper: How to extract great business value from Big Data Challenge

IT 部門の次なるコアミッション「データ管理」でビッグデータから真のビジネス価値を引き出す

ここにきて注目度が急上昇しているビッグデータ。企業は過去に培った経験と活用の前提となる「データ管理」を適切に行うためのテクノロジーと、その実践で求められる体制を整えることで、これへの取り組みから新しい、大きなビジネスチャンスをつかむことが可能になります。

本稿前半では、ビッグデータが今に始まった動きではないことを述べた後、活用の動きの背景としてのビジネス課題を確認します。後半では、ビッグデータの活用に取り組むにあたって一般に見落とされがちな”落とし穴”について述べ、新なる活用に歩を進める前提となる「マスターデータ管理」と、それを実行に移す部門・人材である「データ管理課」「データスチュワード」の重要性について考察します。

資料ダウンロード
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はじめに
1) ビッグデータのこれまでとこれから
ビッグデータとは
過去2 度のビッグデータ経験とこれからのチャレンジ
2) ビッグデータ活用の“落とし穴”
背景となるビジネス環境の動き・変化
ビッグデータ分野に参入するプレーヤーの役割
3) ビッグデータの活用にあたってユーザー企業がなすべきこと
データの品質管理は活用の前提となる5 つ目のアクション
都度対応が困難なトランザクションデータと常に変化し汚れていくマスターデータ
IT 部門の新たなコア業務として加わるマスターデータ管理
おわりに
データ管理をIT 部門の次なるコアミッションにして“生きる道”


■ASTERIA製品情報

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