ビジネス環境変化への俊敏な対応や臨機応変な情報の取り出しを阻むもの
企業内で長年使用されて老朽化が進んだ「レガシーシステム」は、情報化投資の歴史が長い企業であれば、必ず向き合わざるをえないテーマの一つです。プログラムの改修を繰り返すことで生き長らえてきたレガシーシステムの中身は、複数のプログラムが入り組んだ“スパゲティ状態”そのものであり、ビジネス環境変化への俊敏な対応が難しい。そのうえ、他のシステムやアプリケーションからの接続性の悪さから、ユーザーがビジネス上必要なタイミングで情報を取り出すことが不可能にしているケースがままあります。
意外に思う向きがあるかもしれませんが、ERPも似たような問題を抱えています。いわゆるビッグバン型で導入されたERPパッケージでよくみられる、各システムが密結合で固く連結された“一枚岩構造”に原因があります。
ERPがEnterprise Resource Planningの略であることからもお分かりの通り、もともとERPパッケージを導入した企業は、社内のあらゆる業務情報を全社レベルで整流化し、統合的な管理を図ることを目的にしていました。その意味では“一枚岩構造”は決して問題となるような構造ではないはず。むしろ、適していると言っても良いでしょう。
ところが、です。現実には、社内に複数のシステムが乱立し、ビジネス・ニーズから部門をまたいだアクセス手段を新たに確保しようとするたびに、接続インタフェースを新規に開発しなくてはならない。ERPパッケージを導入した多くの企業が、このような状況に陥っているというのが実情です。
データ連携機能が蓄積された情報を資産に変える
本コラムをご覧の皆さんならご存じのように、接続性が悪いからといって、レガシーシステムやERPに格納・蓄積されている情報・データを眠らせてしまって許されるはずがありません。むしろ、それらを徹底的に活用できる「情報資産」に変えるのがIT部門の役目です。そして、問題を解決するにあたって求められるのは、各業務処理における情報やデータの流れを可視化しながら、複数のシステム間をスムーズに“つなぐ”ための仕組みであることも、異論はないでしょう。
そうした仕組みを実現するのが「ASTERIA WARP」であり、そのつなぐ対象はレガシーシステムであるか新しいシステムであるかを問いません。また、ASTERIA WARPの特徴の一つ、GUIベースのノンプログラミング開発スタイルに則ることで、レガシーシステムやERPシステムの接続インタフェースを迅速に開発することが可能になっています。
■ASTERIA製品情報
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