平野 洋一郎

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2009年02月19日

「知ったかぶり」より「知らないかぶり」

 人と話すときに、その場の話題について知っていると嬉しいし、話もはずみます。逆に知らないと、なんとなく恥ずかしいと感じるかもしれませんし、「知らない」と堂々というのがはばかられる空気もあるかもしれません。

 そのような背景からか、たまに「知ったかぶり」する人に出くわします。

 「あー、アレですね」と曖昧に応えたり、わずかな知識で間違った説明してしまう。だいだいの場合、相手にはバレてます(笑)。「知ったかぶりですね?」とは誰も言いませんが、知ったかぶりがわかると、そこから先はその話題に対して話すモティべーションが下がってしまいます。これは恥ずかしいだけでなく、その知見に触れるチャンスを逃してしまうということです。

 それよりも、私のおすすめは、「知らないかぶり」です。

 「その話はだいたい知ってる」と思っても、よほどの専門家でない限り本当に隅々まで知っていることはありません。少しくらいかじっているのは知っているうちに入らないと心得て、背伸びしてわずかな知識をひけらかすことをやめ、堂々と「知らないかぶり」をして、教えてもらうのです。そうすると同じ話題でも知らなかったことや、自分と違った切り口を知ることができ、知見が深まるというものです。そもそも、多くの人は教え好きで、教えることには優越感を感じますから、うまく合いの手(質問)を入れてあげると、話もはずみます。

 せっかく会って話をしてるのですから、「知ったかぶり」によるその場限りの優越感より、「知らないかぶり」でより深い人の知見に触れる方がずっと価値が高いと思うのです。

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コメント

相手の人が生き生きと話し始められるとこちらもうれしくなってきますね!

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