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あけましておめでとうございます。
昨年中の本ブログのご愛読に感謝し、本年の皆様のご健勝をお祈りいたします。
この正月は、インフォテリアが迎える10回目の正月でした。最初の正月は会社のオフィス(と言ってもマンションの一室)で迎えました。年越しの瞬間は、初めての会社の年賀状を書いているところでした。あれから10年、短かったようでもあり、長かったようでもあり。いずれにしても、こうやって10回目の新年を迎えられることに、深く感謝しています。
今年の正月も昨年に引き続き、帰省せず東京で過ごしました。東京では、今年の経済天気予報とは裏腹に、元日から4日まで雲一つ無い快晴で穏やかに過ぎました。
昨年の私個人の目標の一つに「毎日一度空を見上げる」ということがありました。そして、昨年一年間、366日実行してみました。この秋から冬にかけて、日本社会は金融危機という大きな問題を抱え、暗雲が垂れ込めましたが、毎日見上げる空は、いつもの年と変わらず、秋から冬にかけて、より澄みわたりました。何事も無かったかのように。
この冬空は、100年前も、いや数百年前もおそらく変わらなかったのでしょう。昨今の経済の混乱と、冬空の悠然とした落ち着きをのギャップに、人間が滑稽に思えて、笑いさえこみ上げることもありました。そして、今回の極めて人工的な荒波に対しても、やはりビジネスも原点に戻るべしとの思いを強くしました。
原点とは?
ビジネスの原点は、「物々交換」です。相手が欲しいものを渡して、その対価をいただくということです。
経済が沈んでいても荒れていても人は生きていきます。そして、誰も一人では生きられません。会社も同様です。誰もが、他から何かを補完してもらって生きていて、それが経済活動になるのです。
報道や予想に右往左往せず、求められるものをしっかりと提供する。
そして、新たな波が起きるなら、対応する行動を起こす。
最近読んだ「エンデュアランス号漂流」という本があります。これは、約100年前に南極横断探検から奇跡的に生還したという男たちの実話です。しかし、私が「奇跡的」だと感じたのは、その結果ではなく、その行動です。南極の極寒の海で難破し、荒波にもまれ、危機と戦いながらも、困難に立ち向かって勇猛果敢に挑戦した隊長シャクルトンやその仲間の「行動」の結果として全員が生還できたのです。途中で諦めたり、じっと耐えしのぐだけであれば、誰一人として生きて還ることはなかったでしょう。それくらい過酷な1年半以上の日々を、彼らは信念と行動で乗り切りました。
これは、今回の経済危機も似たような事でしょう。確かに多くの人が経験したことのない荒波、危機かもしれません。「じっとしゃがんで嵐が過ぎるのを待つべし」という人もいます。凪ならば、じっと待っていても平穏無事でいられるでしょう。しかし、荒波が来ることがわかっている状況において、私としては、じっと待つということはあり得ません。
2009年は、厳しいからこそ、行動の年と考えています。
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