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6月に上場後2期目の株主総会を行います。6月20日、土曜日です。今回は、これまでの株主の方々からのご要望を踏まえ個人株主の方が参加しやすい土曜日に設定しました。
ご要望を受けて、いろいろな方の意見を伺ってきましたが、休日の株主総会開催には賛否両論あります。特に機関投資家など職務として投資されている方々は、一様に平日昼間でピーク日を避けるという前回のような日程が一番いいとおっしゃいます。また株主数ではなく株式数で見て欲しいという意見もありました。さらには、個人の方でも一様に休日が良いとおっしゃるかというとそうでもなく、休日昼間は予定が入ることが多いので平日夜がいいという意見もありました。
実際、東証によると3月末決算の東証上場企業で昨年土日に株主総会を開催した企業は(増加傾向とはいえ)41社しかないそうで、それも「ぴあ」、「エイベックス」、「ディー・エヌ・エー」など事業自体がコンシュマー向けの企業が多いようです。
しかしながら、インフォテリアの株主数としては圧倒的に個人の方が多いという実情や、機関投資家の方とは株主総会以外でもお会いできる可能性があるということを踏まえて、今年の株主総会は個人株主の方ができるだけ参加しやすい日程とすることを優先させていただきました。
今年の株主総会では、上場後2期連続の通期予想の下方修正という業績について説明責任を果たすとともに、3月末に発表した子会社再編なども含めインフォテリアの今後の方向性を指し示し、それに対して株主の方々と十分なコミュニケーションをとりたいと考えています。そのために、規定の株主総会だけでなく、その終了後に事業報告会も開催するつもりですので、できるだけ多くの方に参加いただきたいと考えています。
いよいよ新年度がスタートしました。今年は、戦後以来と言われるような経済指標がいくつも発表されるなかでのスタートとなり、この変化の年にどういう行動ができるかが、将来の分かれ目になると考えています。
その意味で、戦後の混乱期を乗り切って会社を発展させた経営者に学ぶ点は多いと思いますが、その一人に、電通の中興の祖とも言われる吉田秀雄さんという方がいらっしゃいます。吉田さんは、終戦後の1947年に電通の社長に就任され、新聞広告の卸売り業だった電通から世界にはばたく今の電通への基礎を作った人です。
その吉田さんが唱えた「鬼十戒」というものがあり、特にその第十戒が特徴的です。
「摩擦を怖れるな。摩擦は進歩の母、積極の肥料。でないと、君は卑屈未練になる」
このような不景気の局面において、世の中が総じて保守的に、じっとしておこうというムードになるなか、何か行動しようとするだけで摩擦が生じやすくなります。ましてや、新しいことをしようとすると摩擦の度合いはさらに増します。しかし、このような時こそ、摩擦が起きても、自ら信じる行動をする人や会社こそ将来を作っていくのでしょう。
かくいう私も、新年度すでに小さな摩擦を経験しました(笑)。去る4月8日にASTERIAパートナーの住商情報システム様から、ASTERIA WARPのSAP ERP用アダプターを発表(pdf)していただいたのですが、その後、あるSAPビジネスをされている方から「こんな製品出されると価格破壊になってしまいますねえ」という話が。しかし、この摩擦は想定済みのもの。
私たちとしては、このアダプターがSAPの利便性を上げ、SAPの活用範囲を広げると確信していますし、なによりも、膨大なSAPのデータとの連携を早く、安く、確実に実現できることで、間違いなくお客様のお役に立てると考えています。
この時代、摩擦を怖れて行動しなければ、じり貧になるのは間違いないでしょう。摩擦の中身が何なのかを見極めることが大切です。摩擦があっても、お客様の価値を最優先に考えて行動することで、必ずや大きな違いを生み出すことができるのでしょう。違いが出てから後悔しても遅いと、吉田さんは戒めているに違いありません。
鬼十戒 (Wikipediaより)
- 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
- 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
- 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
- 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
- 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは。
- 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
- 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
- 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。
- 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
- 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。
4月1日と言えば、年度の始まり、異動日、入社式。厳粛な気持ちで迎える日です。一方で4月1日と言えば、エイプリルフール。世界中で、ジョークの面白さが競われます。企業で取り組んでいるところもあり、今年もいくつもの企業サイトが話題になりました。
仕事関係の人にエイプリルフールの話をすると、一部のエンタメ系の会社がやっている不真面目な習慣と言う人や、「この不景気の時にあんなのやってるなんてお気楽だねえ」と揶揄する人もいますが、私はとても面白い良い習慣だと思っています。特に、このような不景気で、毎日暗いニュースばかりの時にはなおさら良いと思うのです。
多くの人が言っているように、景気は「気」ですから、世の中に少しでも多くの笑い声、笑顔が増えれば、それだけで明るくなるではないですか。WBCでの優勝も「久々に明るい話題」と評価されましたが、各社が智恵を絞って発表しているエイプリルフールを見ると、その真面目さ具合に大笑いしたり、細かさにニヤリとしたり、多くの人の「気」に良い影響を与えていると思います。見る方だけでなく、作る方もアドレナリンが出て、いつにない創造性、チームワークが発揮されているのではないでしょうか(笑)。
新年度4月1日、厳粛にしかめっつらで過ごすより、笑ってで過ごす方が明るい年になるような気がしませんか?
国内でエイプリルフールを行っている企業はメディア系、ネットサービス系などごくわずかな企業に限られますが、あなたの会社でもやってみませんか?国外では、BMWやBBCなどの老舗企業も参戦したりしています。例えば、社員研修のチームビルディングの題材とするなど、実践として多くの企業が取り入れて競えばすこしは景気の高揚に寄与するかもしれません(笑)。Webサイトが難しいなら、部門でジョークを競いあうなど(笑)。
というわけで、今年度も「笑門来福」は、厳しい経済環境の中、水面下では白鳥の水かきをしながらでも、少しでも多くの皆さんの笑顔に触れることができるよう張りきって続けていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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