平野 洋一郎

平野 洋一郎
Youichiro "Pina" Hirano

プロフィール

フィード

rss
ATOM

関連リンク

インフォテリア株式会社

バックナンバー:2007年12月

« 2007年11月 | 「笑門来福」ブログTOPへ戻る | 2008年01月 »

2007年12月13日

「マスタデータ問題」とかけて「地球温暖化問題」と解く

 「MDMサミット 2007 in 大阪」が終わりました。注目の特別鼎談の大成建設木内さんの話の一節が面白かったので紹介します。それは、「マスタデータ問題」と「地球環境問題」はとてもよく似ているという話。どこが似ているのでしょうか?

 木内さん曰く、


「マスタデータ問題」と「地球環境問題」の類似点
* 部分的な問題は見えている
* しかし、そんな大事にはならんだろう
* じわじわくるから認識しにくい
* 一度顕在化した時は大変なことに
* ホットな話題になってきた!
* でもどこから手をつけるんだろう?
* 皆が意識しないと解決しない
* 解決は一つ一つの地道な積み上げしかない

→不都合な真実


なるほど、確かに似ていますね!マスタデータ問題は、地球温暖化問題と同じく問題とは認識していても取り組み始めることが最も難しいのかもしれません。このお話を聞いて「ASTERIA MDM One」の提供が、多くの企業でマスタデータ問題に取り組むきっかけとなればと考えました。

2007年12月11日

中間事業報告書

中間決算報告書2007 先週、中間事業報告書を株主の皆さんにお送りしました。インフォテリアとしては、上場後はじめての事業報告書となりますので、できるだけ株主の皆様に会社をご理解いただけるよう、単に業績の報告だけでなく、私たちの思いや考えを伝えられるように工夫をしたつもりですが、どのように受け止めていただけるかどきどきしています。

 インフォテリアの主力製品「ASTERIA」は、企業向けでしかも情報システム部門という一部だけの部門の人しか実態を見ることのない製品ですから、上場を機に参加していただいた多くの方の目には触れることのないものです。ですから、製品をご理解いただくのも消費者向け製品に比べると難しく、説明にも工夫を要します。

 今回の報告書では、製品やサービスを淡々と記載するのではなく、私と北原の語り形式の記事を6ページにわたって使うという方法にトライしてみました。これで「とてもよくわかるようになった」とは思っていませんが、これからも工夫を重ねて、より多くの方にインフォテリアについてご理解いただけるよう努力していきたいと考えています。

2007年12月10日

No.1の裏には激しいシェア争いがあるのか?

unitshare07.png 先週発表になった、テクノシステムリサーチ社の市場調査において、インフォテリアのASTERIAがEAI(Enterprise Application Integration = 企業データ連携)市場において出荷数シェアNo.1であるとの調査結果が出ました。これも、ASTERIAのコンセプトを支持していただいた顧客企業の皆様、パートナーの皆様のおかげです。ありがとうございます。

 ASTERIAが1位になったのは、昨年調査からで今回で2年連続となります。一昨年は、ASTERIAは2位、1位はMicrosoftのBizTalk Serverでした。昨年、1位と2位の順位が逆転し、今年もその順位をキープしたこととなります。ちなみに、今年は1位から5位まで昨年と全く変わらない順位でした。ただ、シェアのパーセントは変わっていて、ASTERIAは21.3%へ上昇。2位のMicrosoft BizTalk Serverは、17.4%と昨年と同値。そして3位〜5位の各製品は全てシェア減少という結果でした。

 このような事を書くと、ビジネスの現場では競合製品同士で熾烈なシェア争いをしているのかとイメージされる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそうではなく、ASTERIAの最大の競合は今でも「手作り」なのです。いまこのエントリを読まれている方の中も「データ連携をパッケージでやるの?」と思われる方がいらっしゃると思います。

 国際的に有名な某リサーチ会社の調査でデータ連携にパッケージを利用している割合は約3割という結果がありました。この結果を、「企業の3割しか使っていないので市場は狭い」と見るのか、「残り7割もあって市場は広い」と見るのか?これは有名な「アフリカの靴市場の話」に通じるところがあります。インフォテリアは、これからの市場ポテンシャルの大きさに目を向けています。競合との戦いに汲々とするのではなく、まだ新たな価値をご理解いただいていない多くの企業の方々に価値を届けて市場を広げていきたいと考えています。


※《あるアメリカの靴会社のセールスマン2人が市場開拓のためにアフリカに派遣された。二人が渡った土地では皆が裸足で暮らしていた。一人のセールスマンは「アフリカでは皆が裸足なので、靴は売れません!」と報告した。もう一人のセールスマンは「アフリカでは皆が裸足なので、靴はどれだけでも売れます!」と同じ事実に対してまったく逆の報告した。》という話。

2007年12月07日

データにお金をかけろ

kiuchi160.jpg 今週火曜日に開催した、「MDMサミット 2007」の特別鼎談に、大成建設のCIO役(正確には、社長室理事情報企画部長)である木内里美氏に登壇いただきました。木内さんは、土木の現場から情報企画に移られ、大成建設のIT革新をリードされてきた方で、日経情報ストラテジーの初代「CIO オブ・ザ・イヤー」に選ばれるなどソフトウェア業界では知る人ぞ知る存在の方です。

 ベンダーに対しても、ユーザーに対しても厳しい視点と語りは各方面から評価が高く、最近ではいろいろなところで講演されています。以前、XMLコンソーシアムでも、建設業とソフトウェア業の似て非なる点について講演していただいたこともあります。

 もともと、ASTERIAを早い段階で大成建設で採用いただいたご縁から木内さんとおつきあいさせていただいていましたが、最近、木内さんとお食事を共にしたときに、大成建設におけるマスタデータ管理のお話をされ、高い視点でありながら地に足の着いたアプローチで全社規模のマスタデータの整理と管理を行われている話に感銘を受けました。ちょうど私たちが「MDMサミット 2007」を企画していただときでしたから、ぜひ「MDMサミット 2007」で話していただきたいと思い、お誘いしたところ、快くOKをいただきました。そして、最終的には日経コンピュータの前編集長の田口さんと私を加えた3名での特別鼎談(ていだん)を行うことになりました。

 12月4日、本番。特別鼎談は、多くの方から「とても参考になった」とのご意見をいただきました。やはり現場をリードし、苦労も重ねてこられた方の一言一言は重みが違います。私自身も、同じ壇上にいながら木内さんに質問ばかりしていました。「企業がシステムばかりにお金を使って、地味だが大切なデータ整備にお金をかけようとしないのが問題」とおっしゃった一言は、響きました。

 「MDMサミット 2007」の特別鼎談は、来週大阪でも行います。「データにお金をかける」ことについて、もう少し突っ込んで聞いてみたいと考え、楽しみにしています。

カテゴリ
2008年01月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
このブログは、次のライセンスで保護されています。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.
Powered by
Movable Type 3.34