SIerの次の仕事
DGというとベテランオープン系エンジニアはデータゼネラルのUNIXサーバだ、なんて言い出しかねないけど、MDMの世界ではデータガバナンスのことである。
これは昨年NYでMDMのカンファレンスに参加したときの「訳せなかった英単語」のひとつ。
データをコントロールするルールとでもいうのだろうか。
注意して管理すべきデータはなにかを定義づけ、発生のタイミングを決定し、削除のタイミングを決定する。ま、簡単にいうとそんなとこかな。実際はもっと複雑なんだけどね。
さて、この概念は日本に根付くのだろうか?昨今は「ガバナンスが効いてない」なんていう言い方は定着しつつあると感じるんだけどどうだろ。これは新しいオトナ語としてほぼ日に取り上げて欲しいもんだ。(あとついでにイケてない客のこと「マチュリティが低い」って表現するのも登録したいぞ)
オトナ語はさておき。
Sierのこれからの仕事になることは間違いない。
DGはシステムではなくプログラムである、という伊阪コンサルタントの言葉を借りるとそういうことになる。
プログラムといえども開発するプログラムではなくて社内プログラム、つまり業務ってこと。
始めたら延々と根気強く継続しなきゃいけない。
これをITのプロの立場からあるべき姿を提言し、実行し、時代に合わせて修正し理想に近づける。
パッケージに振り回される日々よさようなら、だ。
新しい業務パッケージが出る度に勉強して顧客に提案するのもいいだろう。
でも顧客の根幹を理解しアドバイスすることもITのプロだろう。
SEとして経験が長くなればなるほど付加価値として上がることはあっても下がらない。
これこそがSIerの次の仕事のひとつ、ではないだろうか。
(日経ソリューションビジネス公式ブログより転載)
油野 達也 / 2008年06月02日
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