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バックナンバー「2007年12月」のアーカイブ

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Road to MDMサミット Part1

「山崎君ちょっと」あれは今年の2月の上旬だっとおもいます。
ちょうど第4世代ASTERIAのASTERIA WARPを無事にスケジュール通り出荷し、
遅れてきた正月気分でまったりしていた私に事業部長である油野から声がかかりました。
会議室までの道すがら(そんなに広いわけではないですが。。。)
油野は上気した表情で「遂に来た、次はこれだ」と意味不明の呟きを
繰り返しており、何かわからないけどちょっと大変なことが始まるのかもと
思ったことを昨日のことのように思い出します。
会議室で披露された油野のアイデアはASTERIAの次のターゲットを
マスタデータ管理に絞るのはどうだろうということでした。
そしてMaster Data Management(以下MDM)の概念や日本のマーケットの状況な
どについてざっくりと話をしそして最後に「インフォテリアはこれで、日本のITを変える!」
と力強く締めくくったのでした。

油野も前職は某国産ERP製品の事業部長を勤めていた程の人間ですので
その酸いも甘いも噛み分けた上での提案だったと思います。
MDMと聞くと何か新しいものという風に感じますが、マスタ連携と聞けば
皆様もご存知というかSIの現場で既に直面してらっしゃると思います。
当然ながら私もSE時代、またインフォテリアに転職後ASTERIAの
導入支援プロジェクトを通じて多数経験していることから、
まあこれまでのノウハウを集約すればなんとかなるであろうと考えておりました。
なんといってもASTERIAは2年連続EAI分野でNo1ですから。

そしてその後油野からのアイデアを元にMDMについて情報を集め製品にどうゆう形で
落とし込んでいくのか社内でディスカッションを繰り返していくうちに
MDMが持つ概念の奥深さや遠大さにちょっとびびり、
これはインフォテリアが取り組むには、かなりの時間がかかってしまうのではないかと
考えたりするようになっていました。。。。。(つづく)

山崎 将良 / 2007年12月01日

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Road to MDMサミット Part2

ということでMDMの世界にややびびりぎみだった私たちですが、
そういった閉塞感をやぶったのが開発エンジニアの田村の一言でした
「そんなに難しく考えるてると駄目だよ、すでに先行している大手ベンダと同じ
考えでは意味が無いし、もっとシンプルにインフォテリアとしての考えを打ち出そう」
さすがに多くのパッケージ製品の開発に携わってきた兵(つわもの)です、世間
のITキーワードに対する距離感とアプローチ方法を熟知しています。
SIerで長年SE経験をつんでからプロダクトの世界に入った私としては
ついつい世間の風潮にながされてしまうところがあるのですが、
この一言で雷に打たれたような衝撃をうけ(打たれたことないですけど)思考を
100%入替えることができました。

ということでもう一度最初から社内でインフォテリアとしてMDMへのアプローチを
考えることとなりました。その際は既にMDMについての考えなどを理解した上で
インフォテリアとしてどうするのかという観点で考えをまとめ製品計画に落とし
ていきました。
また我々の製品計画や考えだけでなく、ある程度考えがまとまったところで
日頃からお世話になっているASTERIAマスターパートナーの皆様と
MDMについてディスカッションする機会を頂き、その場で各社様からご意見やご指摘
をいただく事でさらに製品に磨きをかけることができました。
そしてどういった形になったのか。。。。。これは12月4日(11日)のMDMサミットで皆さんに
披露させていただきます。昨年のASTERIA Day(新バージョン発表会)でもそうでしたが
こういったイベント前は、多数の参加者の方で話すということも非常にプレッシャーですが
それ以上に自分たちの考えを披露する、またそれらが皆さんにどういう風に受け取られるか
ということが一番のプレッシャーとなります。後数日眠れぬ日々が続きますが参加を
予定している多数の皆さんがイベント終了後今日は来てよかった、早速インフォテリアに
連絡をしようと思っていただけるようにしたいと考えていますのでまだエントリされていない
方は是非参加登録下さい。また既に参加登録されている方はお楽しみに。

ということで今後について簡単な意気込みなど。。。。
既に海外ベンダーも数社MDMをキーワードに日本市場で取り組みを行っており、
この分野ではやや後発ぐらいのタイミングかもしれません。ただこれからの
動き次第では追いつき、追い越していくのが十分可能であると考えています。
油野をはじめ弊社経営陣である平野・北原が常日頃から口にしている
「日本発の世界に通用するソフトウェア」の実現を目指す第一歩として
まずは国内市場を席巻する気概でMDMに取り組んでいくことをここに宣言します!!

山崎 将良 / 2007年12月02日

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ASTERIA MDM Oneであることの意味

先々週の東京に続いて、先週の大阪でも「MDMサミット2007」が無事終わりました。残念ながら私は参加できませんでしたが、非常に盛況だったとの報告を受け、皆様のMDMに対する関心と期待が非常に大きいものだと実感しました。

ASTERIA MDM Oneの開発も、リリースに向けて徐々に佳境に入ってきており、メンバー一同気合いを入れて頑張ってます。このブログではそんな開発プロセスの裏話やASTERIA MDM Oneの目指すところなんかをエンジニアの視点から紹介していけたらと思います。

さて、パートナーの皆様へヒアリングに行った中で、「ASTERIA WARPと何が違うの?」という質問をいただいたことがありました。まぁ、新製品のお話をさせていただいているので当たり前といえば当たり前の質問です。また、MDMサミットのアンケートの中でも同じようなコメントを見かけました。最初なので、そんな「なぜASTERIA WARPでなくてASTERIA MDM Oneという新製品なのか?」という話をしたいと思います。

MDMの製品を開発するに至った経緯については、山崎がすでに「Road to MDMサミット Part1」で紹介しています。マスター連携自体はASTERIA WARPでもその前身のASTERIA3でも利用していただくことがありました。それをいまさらなぜMDMで新製品?と思われるのもなるほどと思います。乱暴な言い方をしてしまえば、「ASTERIA WARPでもマスター連携できてるのに、何をいまさら。」ということでしょうか。すごくまっとうな意見です。

機能的なことを言えば、マスターハブと呼ばれる、マスターデータをあっちからこっちに移すだけの機能があればいいと言うならASTERIA WARPで十分です。フローでもパイプラインでも項目をマッピングするだけですからね。(実際はそんな単純じゃないと思いますが ^^;) しかし、本当にそれだけでいいんでしょうか?マスターデータを管理する上で一番大切なもの?それはたった一つの真実(A Single Version of Truth)を実現すべく、マスターデータを整理し、そして維持し続けることです。そのMDMの本質的な部分でお客様の役に立つ、そんなことを考えたとき、ミドルウェアとしてのASTERIA WARPだけではやっぱり力不足なんですね。

マスターデータを整理し、維持し続けるということは、プロダクトを導入して、もうあとは何もしなくてもいい!というレベルの話ではなくて、SIerとユーザ企業が一丸となってプロジェクトを進めることが大切です。このとき、各部門に散在しているマスター同士の関係をSIerとユーザー企業が同じ視点で語ることができる、これこそがMDM成功の鍵となるのではないかと思います。そんなSIerとユーザー企業の間の公用語のような、プラットフォームとしてのASTERIA MDM Oneになればいいなと思ってます。詳しいことはまだ明かせませんが、そういうところを目指しながら日々開発を進めている次第です。

田村 健 / 2007年12月20日

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