国内最大級のビジネスマッチングサービスの開発工数を60%削減し、実質2ヶ月でシステムを完成
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ディーコープは、買い手企業と売り手企業の購買活動を総合的に支援する「見積@Dee」サービスを提供している企業だ。これまでに約550社を超える大手買い手企業が調達先選定のために利用しており、「見積@Dee」を利用して、売り手企業が買い手企業からの頻繁な見積もり・提案依頼情報を取得し、タイムリーな見積もり・提案の提出を行い、企業間取引におけるビジネス機会を拡大するために利用している。「見積@Dee」サービス開始以来(2006年4月~2008年3月)の実績は、買い手企業に対して900億円のコスト削減をもたらし、反対に売り手企業に対しては、見積依頼総額約1 兆4,000 億円、依頼案件数は約47,000 件を越え、企業間取引における日本最大級の購買調達支援活動を展開している。このサービスを支えるマスター一元管理専用システムの構築に、インフォテリアの「ASTERIA MDM One MH」が初導入され、大きな効果を発揮しているのだ。

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ユーザー登録マスターと自社管理用マスターを仮想的に統合し、統合マスターを各システムに配信
各システムのマスター関連図、詳細な差分履歴の可視化で、トラブルの原因追求と内部統制を強化
企業ITを活性化し、継続的なコスト削減を確保することで、国内最大級のビジネスマッチングサービスをスムーズに稼動
ディーコープでは、同社のビジネスマッチングサービスを運営するにあたり、以下のような課題を抱えていた。

○ 取引先の企業データに対する管理性・正確性の欠如
○ 複数システムで同一情報が重複して存在する不整合性
○ システムの保守性低下による運用負荷・維持管理コストの増大
○ 複数マスターデータの運用が柔軟な新サービスの追加を妨げる懸念
そこで、まずディーコープは、メインサービスである「見積@Dee」のシステムを刷新するにあたり、従来システムごとに個別に存在していた顧客マスターと、自社側で管理していた顧客マスターを整理。さらに、これらのマスターを仮想的に統合する「マスター一元管理専用システム」の構築に着手した。この専用システムは、既存システムのマスターの追加・変更・削除など差分情報を収集し、一元的にマスターを統合するものだ。その後、統合マスターをそれぞれのシステム側に配信することで、データの同期と管理を実現する【図1】。
同社は2008年5月から専用システムの要件定義を開始した。すでに統合マスターの仕組みはある程度目処がついていたものの、開発スケジュールは遅延気味であった。その遅れを取り戻すべく、短納期かつ低コストで要件どおりのシステム連携が可能な方法を模索していたところ、インフォテリアの「ASTERIA MDM One MH」に出合ったという。同社の田中氏は「取引先であるキヤノンソフトウェア様のプライベートショウでASTERIA MDM One MHを推薦していただいたことが導入のきっかけ」と説明する。
同社では当初、フルスクラッチでの開発も考えていたが、追加の開発・運用コストを考慮するとパッケージソフトウェアによる開発のほうが3年後には断然有利と判断し、「ASTERIA MDM One MH」の導入に踏み切った。結果的に開発工数は全体で60%ほど削減でき、2ヵ月という短期間で実質的なシステム構築を完了。1つのマスター連携に関する作業時間は1~2時間程度で済み、そのぶんインターフェースの調整作業にも集中できた。「さらにシステム構築後2ヶ月間のテスト稼働期間に入ってから、合計4回もシステムの組み直しが行われました。もしASTERIA MDM One MHを選ばずにフルスクラッチで開発を進めていたら、このような大幅改修は不可能でした」と田中氏は評価する。
もうひとつ「ASTERIA MDM One MH」がもたらす大きな導入効果があった。それは同製品が備えるビジュアル性だ。マスター関連図を自動生成し、俯瞰的に理解できるため、これを設計仕様書の一部として直接利用したという。
また微に入り細にわたる連携履歴の可視化によって、トラブル発生時の原因追求や内部統制面での効果もテキメンだった。田中氏は「データ連携の際に、いつ何を変更したのか、どこからどこへデータを配信したのか、ログを追っていけば証跡が取れることも大いに役立ちました」と語る。
さらに、今回の統合システムの構築によって、将来にわたる導入効果も見込めるようになった。新しいサービスを追加する際には、このマスター統合基盤をベースにシステムを追加していけばよく、追加の開発コストや投資運用も大幅に削減されるだろう。新たなビジネスの拡大と促進に向けて、柔軟に対応できる基盤の「足がかり」が完成したのである。
このように、「ASTERIA MDM One MH」の導入によって、マスターデータを仮想的に統合するシステムを構築することができた。ここでは前述のように各マスターの更新・変更情報などを自動収集し、統合マスターとして一元管理しながら、データを各システムに配信している。またデータも可視化され、マスター同士の関係も十分に見通せるようになった。
しかし、同社は現時点のシステムを開発の第一ステップと考えているそうだ。最終的には既存の各システムのインターフェースを統合し、今回整備を行った統合マスターを中心としたデータ運用に移行する方針だという。これにより各マスター側の収集作業が不要になり、他システムなどにデータを配信するだけで済むようになるからだ。また、「ASTERIA MDM One MI」などの統合マスター管理用インターフェース製品によって、前述の統合システムへのメンテナンスを実現する方法も検討中だ。同社では今後も引き続き「ASTERIA MDM Oneシリーズ」を利用し、より洗練されたマスター統合に向けて、システムのブラッシュアップを推進していくという。

ディーコープ株式会社
ソフトバンクのグループ企業として2001年に設立。電子調達を活性化し、新しい経済価値の創出を目指す「Dynamic eEconomy」を理念に、間接資材を中心とした購買管理ソリューションやサービスを提供。「見積@Dee」「契約@Dee」「診断@Dee」などのサービスを柱に、見積から購買支出分析まで一連の経営支援を展開している。
所在地 : 東京都港区東新橋1-9-1 東京汐留ビルディング 10F
URL :
http://www.deecorp.jp
株式会社エイチ・アイ・エス様

段階的なマスターデータ基盤の構築を
ASTERIA MDM Oneで実現!
データガバナンスの強化を視野に入れ、将来を担うデータスチュワードの育成にも着手
[ASTERIA MDM One]
[情報通信]
[マスターデータ管理(MDM)]
プラザクリエイト様

経営を支えるマスター統合基盤
前編:MDMはITに閉じた話ではない、経営プラットフォームそのもの
後編:MDMの重要性を経営陣にダイレクトに伝える2つのキーワード
[ASTERIA MDM One]
[卸売業]
[マスターデータ管理(MDM)]
味の素ゼネラルフーヅ様
ディーコープ株式会社様

「ASTERIA MDM One MH」により、
継続的なコスト削減を実現する統合マスター基盤の確立へ
国内最大級のビジネスマッチングサービスの開発工数を60%削減し、実質2ヶ月でシステムを完成
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